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2015年02月19日(木)
上町断層はいつ動いた?
大阪市防災・減災条例からみで調べものをしていたら、こんな資料に行き当たりました。

●上町断層帯における重点的な調査観測 平成22〜24年度 成果報告書

分野違いなんでむちゃ難しいんですが、まとめにはこんな文が。

・上町断層帯の活動時期は、次のようにまとめられる。
・神崎川以南の上町断層から久米田池断層に至る、陸域
 の上町断層帯は、約2700 年前以降に最新活動を生じた
 と考えられる。
・この区間の上町断層帯の活動間隔は約7000 年以上で
 ある。
・大津川付近より南の沿岸域を延びる活断層は、分布の
 詳細が未解明であるものの、少なくとも大津川周辺で
 は、2330年前以降、江戸時代以前に最新活動が生じた。

読み取ると、
  活動間隔が約7000年。
  前の活動が2700年前〜2300年前くらい。
ということは、あと4000年くらいは動かない… かも???

でも、
●断層帯の三次元的形状・断層帯周辺の地殻構造の解明のための調査観測
という資料を見ると、
上町断層と生駒断層が地下でつながってる…かも、なんてこと
が記されています。

神戸の地震でも、断層の直上でなくても、地下の状態で
断層から何kmも離れたところで大きな震度が出て被害が
大きくなっています。、

地震がおきる間隔がはっきりしたようなんでちょいと安心なん
ですが、生駒断層が動けば上町断層も動くなんてことになると、
今の被害想定が大きく見直されるかもしれません。

エラいこっちゃです。




2015年2月19日 11時55分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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