ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
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2015年06月12日(金)
「なぜコンデンサーは最初に壊れるのか」
本のタイトルに期待したんですが、あまし面白く
なかった。



城山敏郎 著「なぜコンデンサーは最初に壊れるのか」


お漏らししたコンデンサや破裂したコンデンサ、漏れて
ワヤになった回路とか、破壊した動力用のコンデンサと
かの写真が出てくるんかと思って図書館から借りてきま
した。

結局、なんですな。
「コンデンサを交換すると音が変わった」てなオーおた
的な本になっています。
トラブル事例でもなし、ちょいと消化不良。

こんな章分けです。
 1 コンデンサーの種類
 2 なぜ電解コンデンサーは交換が必要なのか?
 3 交換する電解コンデンサーの選び方と交換方法
 4 コンデンサーを交換した効果を実感する
 5 アンプ内蔵スピーカーのコンデンサーを交換してみよう
 6 コンデンサー交換をもっと試してみよう
 7 色々な機器の電解コンデンサーを交換してみました

居酒屋ガレージHPで紹介しているコンデンサでトラブルあたりを
期待したんですが、残念。



2015年6月12日 08時59分 | 記事へ | コメント(5) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 / ・本 |
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あらら、やっぱりその手の内容でしたか。あまり期待はしていなかったのですが、いわゆるピュアオーディオ系の話が落としどころだったのですね。

私もトラブルシューティングの方を期待していたのですが、残念ですね。
解っててあえて読むというのも手でしょうけど(苦笑)
私も本屋で手にしました。
同じように期待し、同じように本棚に戻しました。

表題の下が著者の言いたいことなのでしょうね。

でも、もう手にすることはないでしょう。
「メーカーはコストで決めるが品質重視で選択し直せば性能は高くなり寿命も長くなる」
の一文、「なぜコンデンサーは最初に壊れるのか」(他のパーツより寿命が短い理由)の説明・回答になってませんね。
本文にはその辺りが書いてあるのかも知れませんが。
2015年06月13日(土) 08:42 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
コンデンサ劣化に関する技術情報はあんましありませんでした。
「10℃・2倍の法則」の解説など、ごく当たり前のことしか書かれていません。
私にとっての新しい知見は無しでした。
こんなタイトルにしたんだから、実際に「壊す実験」が必要だったのではないかと思いますよ。

※やってみたくなるなぁ。
 でも、実験装置と実験期間がたいへんだ。
まぁ趣味の電子工作って書かれているんだからいいんじゃないですか?
壊れたアンプなんかを修理するならいいとして、メーカーが作ったものをいじって(交換)して改造するのはあんまりおすすめできないと思いますね。おそらく高分子コンデンサに変えるのではないかと思いますが、適材適所ですし、メーカーの音をいじるのもどうかなと思います。当然発火してもメーカーの責任ではなくなります。

安い商品でもその価格なりのバランスで作っているでしょうし、手間とお金をかけていじくりまわして良くなった悪くなったいうくらいなら、1つ上のモデルを変えばいいのにと思います。
こういう人たちは車もいろいろいじくりまわすタイプの人なのかもしれません。
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