「シビアアクシデントの脅威」
真面目に原発事故を検証しています。
舘野淳(たての じゅん)著:シビアアクシデントの脅威
サブタイトルが「科学的脱原発のすすめ」。
「はじめに」にこんな文があります。(ピックアップ)
この問題を解くカギは、我々の使っている「軽水炉」と
いう原子炉の本質、技術的な特徴にある。
…軽水炉のシビアアクシデント(日本語訳、過酷事故)と
呼ばれる、原発の備えている固有の安全性や、安全装置の
範囲内で収拾できない種類の事故が起きるということ
である。
シビアアクシデント問題が解決しない限り、現在我々が
使っている軽水炉は、実はいざという時にブレーキが利か
なくなるような自動車と同じく、欠陥商品なのである。
フクイチ事故の概要、炉心溶融の経過、事故調の言い分、
使用済み核燃料問題、再稼動問題などなど、小気味良く
技術論を語っています。
※メモ こんなんがあるんだ〜ということで
・加速器駆動未臨界炉
・1 号機の非常用凝縮器(IC)と水位計の挙動 並びに破壊状況の推定
|
2015年7月10日 16時09分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
・サイエンス /
・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/4182/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません