「ニセ科学」本
大阪市立図書館のホームページ
http://www.oml.city.osaka.jp/
で、「ニセ科学」をキーワードに検索して本をリクエストしてみました。
・マイケル・シャーマー なぜ人はニセ科学を信じるのか(1と2)
副題が「奇妙な論理が蔓延するとき」「歪曲をたくらむ人々」
・マーティン・ガードナー 奇妙な論理2 (1はまだ届いていない)
「なぜニセ科学に惹かれるのか」
両方とも海外での話が主ですので、日本とはちょっと感覚が異なります。
UFOに関するページで面白いなぁと思ったのがこれ。
「アイザック・アシモフはUFOという語を避けて空飛ぶ円盤を使っている。アシモフによれば、UFOは地球外生物の操縦する宇宙船だという前提のもとにこの語を使う人々にとっては、それはもはや未確認飛行物体ではなく、正体を確認された物体であり、だからUFOと呼ぶべきではない。UFOとは空飛ぶ円盤の信者達が、体面をとりつくろうために原意を無視してとびつきふりまわしているのにすぎないのだ、と。」
「ピラミッドパワー」のところで出てきましたねぇ、地球の直径と円周率パイが。
40000という数字を地球の直径(km)で割ると・・・円周率が答えに出てくる。
不思議だ〜という話です。
メートルという単位はどうして決めたのという歴史を勉強しなければね。ということ。
過去に読んだニセ科学に関する本、ちょっと調べてみました。
これも外国の著者
・ロバート・L・パーク わたしたちはなぜ科学にだまされるのか
http://item.rakuten.co.jp/book/1324639/
主婦の友社が出しているのが、ちょっとおかしいです。
おかしなニセ科学商法にだまされないようにということでしょうか。
・カール・セーガン 人はなぜエセ科学に騙されるのか (上と下)
http://www.bk1.co.jp/product/1945255
宇宙開発の解説で有名なカール・セーガンさんも書いています。
「カール・セーガン科学と悪霊を語る」という本もあります。
しかし・・・血液型性格診断を筆頭に、なんたら診断、なんたら占い、なんたら健康法とか、なんたら水がどうの、という本のほうが圧倒的に多いわけで、本が出ているということは、活字になったニセ科学を信じてしまう人がいるわけでして、困ってしまいます。
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2006年6月8日 06時57分
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タウジングロッドの使い方を練習(?)しているのを見かけた
ことがあります。
何なんでしょうね、あれ。
現在、これまでの鋳鉄管をPE管に換えるということがあちこちで行われています。
PE管には地中での在処を探す探知機のため、電流を流す電線をはわします。(ロケーティング・ワイヤー)
その探知機にそんなロッド形状のがあるのかしら。
そうだとしたら・・おもしろ〜〜〜。
安斎 育郎/著 人はなぜ騙されるのか:非科学を科学する
朝日新聞社 1998.12
って、のがあります。大阪市中央図書館で蔵書がありますので、こちらもおすすめです。
一人が慣れている(?)ようで他の人に、もう少し水平に持って、とか
説明していました。
電源なしで動くのですね〜。
どこの工事会社でしょう。
番線の縛りかたを練習していた・・・なんてことはないのでしょうか?
こんなガス工事会社に工事してもらいたくないでぇす。
http://www.d6.dion.ne.jp/~takahara/daujingu.htm
結局、自分の”勘”を増幅しているのではないかなあ?