ひょっとして、とんでも科学本かな?
毎日新聞朝刊の広告ページにあった本です。
タイトルを見るだけで・・・「とんでも」さんの本?
ですね。
怖いもの見たさで読んでみたい気もするのですが・・・やっぱり怖い。
著者「島村賢治」さんをググると・・・
あにゃ?あまり出てきませんね。
本屋さんでの本の宣伝ばかり。
2006年6月発行の本ということで、まだ出回っていないのかしら。
「介護用浴用機器関連の発明者リスト」の中に名前がありますが、同一人でしょうか?
大阪市立図書館のサイトで著者名検索しても出てきません。
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2006年6月24日 08時58分
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立ち読みならぬ座り読みです。
この本、私の目から見ると、数学の仮面を装った「トンデモ」
です。数式は正しいのかもしれませんが途中で解釈の仕方が
間違っているという主張で差し替えられた部分が間違っていると
思われます。
マイケルソン・モーリーの実験でエーテル仮説が正しい
場合、エーテル中を進む地球の太陽公転の速度が利いて、
光の進行方向によって往復時間に差が出るという仮定に対し
観測結果では出なかった矛盾を解決するために、導入した
ローレンツ収縮が間違いであるという前提で展開されます。
そしてローレンツ収縮が間違いであるという前提に組み立てられた
特殊相対性理論は誤りであるという結論に持っていかれます。
あまりにも数式だらけで読むとかなりゲンナリしますよ・・・
ちょっとググってみると同じような論法で特殊相対性理論を
攻撃している方々が多いこと、多いこと。それらの方々と
論法が同じところで組み立てられています。
アインシュタインが間違っていると唱える事で彼の業績を
超えようとしているのでしょうねぇ。
大阪市立図書館には、まだ入っていないようですね。
「新しい本」の案内にも出ていませんでした。
図書館にも、けっこうトンデモ科学本が置いてあります。
UFOものなんかが、けっこう蔓延。
プレアデス星人のナンタラなんてのが、近所の東成図書館で「宇宙」の書架に入っています。