「文系の壁」
またまた図書館の本。
養老孟司著「文系の壁」
図書分類番号は400で「自然科学」
内容は書評を見ていただくとして、対談者の森博嗣さんが
原子力発電に関し、こんなことを言われてます。
「これまでは原発について、僕自身の中で、
感覚的な賛成と反対の割合は五分五分で
した。
しかし、事故が起こったおかげで
原発は少しは安全になるから、
今は五十五%は賛成」
この感覚、技術屋として共感できます。
失敗を積み重ねて知識と技術を向上させていく
人類の前向き姿勢。
なんでも反対派に「安全な原発をつくってみよう」と
いう話が消されてしまうのが悔しいかな。
そうそう。 思い出すのは漫画(アニメ)、「プラネテス」の名言、
「爆発した二号エンジンの残した
データの内容には満足しています。
次は失敗しません。ご期待下さい。」
研究者だけでなく、政治家や企業家がここまで言い
切るとかっこいいのになぁ。
|
2016年6月18日 11時35分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/4465/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません