ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
★ZAQのBlogari停止のため、あれこれ「データ吸い出し」対策しています。 新規記事はとりあえず停止。 コメント書き込みはまだ有効です。 (JH3DBO 下間憲行)
2016年07月26日(火)
このB29は?
東成図書館の蔵書。
「日本空襲の全貌」



大阪上空を飛ぶB29。
右翼外側エンジンの下に「大阪城」が見えています。

そして、気になるのが右翼内側エンジン。



エンジン火災が起きたのか、エンジンオイルが漏れて
るのか、ひどいことになってます。
エンジンの後方、尾翼にも黒い筋が付いています。

このエンジン・トラブル、いつ発生したのか。
大阪まで飛んできてるということは、まだ爆弾は
積んでるわけで、機体は重いまま。
なぜすぐに引き返さなかったのか。
大阪上空でこうなった?

そして、この機体、その後はどうなった?
サイパンかテニアンか、ちゃんと出発地までたどり
つけたのか?
硫黄島に不時着したのか?
昔から気になっております。


B29のエンジン:ライト R-3350 サイクロン 18
  弁天町の交通科学博物館に展示してあった。

この写真、昔からよく見るんですが、オリジナルを
見てみたい。
もうちょっと左側(南のほう)まで写っていたら、
生野区が見えます。

記事によりますと、1945年6月1日の大阪空襲での
写真とのこと。
ここに↓この空襲での損害機の様子が紹介されています。
  ・本土空襲墜落機調査


<B29-#42-93995>
  ↑6月1日の空襲に関し、こう記されています。
「474機が参加した大阪空襲では10機が失われた」






2016年7月26日 08時49分 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・地域/猪飼野/ご近所/路上観察/昔話 |
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はじめまして。いつも興味深い記事をありがとうございます。
電子工作と地図が好きな京都のYMです。

下記の画像が原版相当ではないでしょうか。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f9/Boeing_B-29A-45-BN_Superfortress_44-61784_6_BG_24_BS_-_Incendiary_Journey.jpg
wiklipediaの"Bombing of Osaka"の項目に、1945年6月1日の様子として掲載されていました。

また別の下記ページによるとこの機の名称は B-29A-45-BN 44-61784 “Incendiary Journey” のようです。
https://osakakushu.wordpress.com/2015/06/

地上がどういう状況であったか、思いをいたしつつ。
この機の安否については、下記のように「6BGグループの6機は全機が帰還した」とのことです。
またエンジンおよび尾翼に見える黒い影については「オイル漏れか上空の機体の影か不明」とも。

http://philcrowther.com/6thBG/6bgplane07.html
"There is some question whether the dark area is an oil leak or the shadow of the plane above. During the mission 6 aircraft of the 6BG were damaged, but all returned."
2016年07月27日(水) 07:37 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
川畑さん、調査、ありがとさんです。
ご紹介いただいたサイト、興味深く拝見しました。

この空襲、私の母親が勤労奉仕に行っていた
「本町の電話局」で遭遇していまして、命か
らがら鶴橋まで帰ってきたと、生前、話をし
ていました。

別の日の空襲では、我が家を含め鶴橋、今里周辺が
焼夷弾をあびています。
  ↑祖父、父親の話。
「SPレコードがみなパ〜に」っと、親父がよく言って
ました。
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