ナダ電子プリンタシールドのデモ回路
トランジスタ技術2014年6月号に載せてもらった、
プリンタシールドでチャートレコーダ。
あれこれ実験するのに必須のツールとなっています。
プリンタシールド、現在はAS-289R2となっていて、旧タイプに
比べて以下のように機能アップしています。
・シリアル入力信号(およびbusy出力信号)の電圧レベルが
3.3Vと5Vを切替できるように
・通信速度をアップ 9600と38400bpsを切替
・シリアル入力ピンを2系統から切替できるように
この新版プリンターシールドを1台お預かりしていました。
で、何か「チャートレコーダ」のデモ機をと、こんな回路
を作ってみました。
(クリックで拡大↓)
照度センサと温度センサを入力して、変化を出力する
という単純なものです。
プリンタシールドをArduino基板に載せるのではなく、
ユニバーサル基板に組んだATmega328pで直接駆動
します。
この回路↓
http://act-ele.c.ooco.jp/toukou/prnsld/z04a.png
では、10ポジションのデジタルスイッチで紙送り速度を
決めていましたが、スケッチを少し変えて、「Fast/Slow」
の押しボタンスイッチで速度を変えるようにしました。
これで、10コまでだった紙送り速度の設定が、好きなだけ
増やせます。
まぁ、限度がありますので、以前の最遅設定が6時間/cm
だったのを、12時間/cmと1日/cmの2つを増やしました。
1日/cmだと、1カ月の記憶でわずか30cm。
速度の設定はEEPROMに記録してますんで、停電があっても
復旧すれば記録を続行します。
このあたり、PCでのデータロギングとは違って、つないで
動かせば記録が取れるということで便利なわけです。
※測定例
・仕事場の温度と照度
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2016年8月17日 09時17分
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まず、この感熱プリンタを使って何をしたいのか?
私と同じようにチャートレコーダの製作でしょか?
Arduinoとは簡単につながりますが、実用的なチャート
レコーダにするには、周辺回路の製作が必須です。