コストダウンはしゃ〜ない ・・・でも、故障につながるのはもったいない
なんとかしてほしいけど、どうにもならないもの。
「コストダウン」要求・・・圧力と言ってよいかと
消費者:安く、もっと安く
メーカー:ほい、ほい お安くしまっせ
で、欠陥品じゃないけど、耐久性の無いものが
生まれます。
写真はそんな例。
電源回路のハンダ・クラック。
コンデンサ(2本足の部品)の足につながるハンダが
プリント基板のところで割れてます。
これで、この回路は動作しません。
10年ほど前の装置ですが、これを修理したらまだ
まだ使えるわけでして・・・
原因は装置の振動かと。 荒くたく使われる装置
なんで。 「ズドン」とかの落下もあったのじゃ。
これで、頭でっかちの電界コンデンサが揺すられて
ハンダ付け部に応力がかかって破断。
コンデンサの足を曲げてハンダするとか、
部品面側でコンデンサの頭を基板に接着する、
基板そのものを安価な片面基板じゃなくて
両面スルーホール基板にするなど、「手間と金」
をかければ、あれこれ方策はあります。
しかし、
「ロケットで打ち上げるんじゃあるまいし
手間とお金はかけられまへん。
安くが一番」
てなことなんでしょなぁ。
もったいないゾ。
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2016年9月27日 11時18分
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