ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
★ZAQのBlogari停止のため、あれこれ「データ吸い出し」対策しています。 新規記事はとりあえず停止。 コメント書き込みはまだ有効です。 (JH3DBO 下間憲行)
2006年12月09日(土)
100円電池チェッカー
ハンマーを買い占めた百均屋さんで見つけた電気関連小物、電池チェッカーです。





+側が腕になっていて可動。
これで電池を挟んで電圧チェック、という仕組みです。
側面には「006P」電池チェック用の接点があります。



さっそく中身を拝見。
外装は接着されていましたが、マイナスドライバーでこじればパカッと開きます。



メータを中心に抵抗が4本。



なかなかステキな配線です。
負けずに、エエかげんな回路展開絵で勝負しておきましょう。


興味深いのはメータの構造。
コイルを固定していて、指針部分には磁石のようなものがついています。








可動コイル型にすると、コイルから引き出すリード線の処理がやっかいです。
しかし、このメータには制動機構がありません。
メータが振ったとき、ハンチングが激しくてなかなか所定の位置に収束しません。
ざっと測定しましたところ、
メータの内部抵抗約50Ω。
フルスケール電流が20mA。
ニニアリティですが
 左端小丸  4mA
    1/4丸 6.5mA
 中央 1/2  9mA
    3/4  12mA
 右端大丸  20mA
となっていて、3/4あたりからスケールが圧縮されています。
こんなものでも、自分では作れませんのでねぇ。


仕事場で探し出してきたのが、昔々、100円ラジオ全盛の頃「ダイソー」で買った
電池チェッカーに入っていたメータです。
メータだけしか残っていません。



色分けしてOK/NGを表しています。
このメータ、ちゃんと可動コイル型なのです。





当然、100円で売っていたわけですが、この構造には感激します。

このメータのスペックです。
内部抵抗約750Ω。 フルスケール電流0.6mA。
メータ振れ幅1/2で0.22mA
赤−黄の境目:0.28mA
黄−緑の境目:0.36mA

振れ幅半分〜フルスケールの値を見ると、このメータでも
リニアリティは良くありません。
可動コイル方式なのですが、磁石の構造が原因なのでしょうか。


≪自作した電池電圧チェッカー≫


2006年12月9日 07時05分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| ・電池 |
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このチェッカー、メータをラジケータ代わりに使えないかと購入して同じようにばらしてみましたが、断念しました。

測定しておられるように20mA程度と感度が低く、用途に合わなかったためです。
ポチっとついている小さな磁石の向きで0点位置を調整してるようです。左右にまわすと非通電時の針の位置が変わりました。
2006年12月12日(火) 06:36 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
感度が悪いので、音量を表示するVUメータやチューニング表示用には使えませんね。
充電器の電流モニターくらいかな。

ダイソーのメータ、これも感度を調べた記憶があるのですが、メモが行方不明。
また調べておきますね。
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