100円電池チェッカー
ハンマーを買い占めた百均屋さんで見つけた電気関連小物、電池チェッカーです。
+側が腕になっていて可動。
これで電池を挟んで電圧チェック、という仕組みです。
側面には「006P」電池チェック用の接点があります。
さっそく中身を拝見。
外装は接着されていましたが、マイナスドライバーでこじればパカッと開きます。
メータを中心に抵抗が4本。
なかなかステキな配線です。
負けずに、エエかげんな回路展開絵で勝負しておきましょう。
興味深いのはメータの構造。
コイルを固定していて、指針部分には磁石のようなものがついています。
可動コイル型にすると、コイルから引き出すリード線の処理がやっかいです。
しかし、このメータには制動機構がありません。
メータが振ったとき、ハンチングが激しくてなかなか所定の位置に収束しません。
ざっと測定しましたところ、
メータの内部抵抗約50Ω。
フルスケール電流が20mA。
ニニアリティですが
左端小丸 4mA
1/4丸 6.5mA
中央 1/2 9mA
3/4 12mA
右端大丸 20mA
となっていて、3/4あたりからスケールが圧縮されています。
こんなものでも、自分では作れませんのでねぇ。
仕事場で探し出してきたのが、昔々、100円ラジオ全盛の頃「ダイソー」で買った
電池チェッカーに入っていたメータです。
メータだけしか残っていません。
色分けしてOK/NGを表しています。
このメータ、ちゃんと可動コイル型なのです。
当然、100円で売っていたわけですが、この構造には感激します。
このメータのスペックです。
内部抵抗約750Ω。 フルスケール電流0.6mA。
メータ振れ幅1/2で0.22mA
赤−黄の境目:0.28mA
黄−緑の境目:0.36mA
振れ幅半分〜フルスケールの値を見ると、このメータでも
リニアリティは良くありません。
可動コイル方式なのですが、磁石の構造が原因なのでしょうか。
●≪自作した電池電圧チェッカー≫
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2006年12月9日 07時05分
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測定しておられるように20mA程度と感度が低く、用途に合わなかったためです。
ポチっとついている小さな磁石の向きで0点位置を調整してるようです。左右にまわすと非通電時の針の位置が変わりました。
充電器の電流モニターくらいかな。
ダイソーのメータ、これも感度を調べた記憶があるのですが、メモが行方不明。
また調べておきますね。