「火星縦断」
上の息子が「SF」に引かれてあれこれ面白い本を「買って」きます。
あたしゃ、図書館利用ばかりなんで、出版業界の売り上げには貢献していませんわ。
今回、買ってきてくれたのはこれ↓
ハヤカワ文庫、ジェフリー・A.ランディスさんの「火星縦断」
人類の火星探検をめぐる壮大な物語です。
本の中では、火星探検はすでに2度失敗しており、3度目の挑戦が描かれます。
内容や書評は検索したあちこちにありますので、そちらをお読みください。
※<Googleによる検索>
あたしの感想。
・火星には呼吸できる大気がないわけです。
エアロックを開け閉めするたびに空気が漏れそうでもったいない。
このあたり、どう解決するか。
・空気、食料、電気エネルギーを持って移動するわけですが、そんな簡単にいくのかな?
地球に比べて重力が小さいので、たくさん運べるといっても、たいへんそう。
それに、トイレをどうする?
・むちゃ寒いのに、けっこう簡単な装備が描かれている。
・電力がなけりゃ何もできないわけですが、大がかりになる発電装置をどうする?
燃料電池は無理。 やはり原子力かな。
人類が火星を目指すには…火星は遠すぎます。
行って帰れる状態にもってくるには、万全の準備が不可欠でしょう。
21世紀中に実現するかしら?
もっと簡単に軌道上へモノを上げる技術が進まないことには、本格的な宇宙進出は難しいでしょう。
「軌道エレベータ」かはたまた「ふわふわの泉」を待つしかないでしょうね。
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2007年3月17日 06時26分
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大きな宇宙の規模からすると,火星なんて地球から手が届くというか,地球とくっついているようなものなんでしょうが。人間は宇宙征服なんて,そうそう傲慢になってはいけませんね。