Caplio GX100 電池ボックス
リコーのGX100、その電池ボックスがうまいことできています。
専用リチウム電池(3.7V 1150mAh)だけでなく単4電池も使えるようになっているのです。
右手で持つグリップ下部に電池ボックスとメモリーカード・スロットが設けてあります。
カメラを下から見たところ↓
上の大きな四角にリチウム電池が入ります。
その奥になにやら金色の電極が見えていますが、これが単4電池の電極です。
その下がSDメモリーカードを差し込むところ。
その左側の穴7ツが「スピーカ」。
操作音と動画音声再生時の音がここから出ます。
メモリーを入れるとこんな具合↓
さらに専用リチウム電池を入れると↓
電池右下に見えている白いベロ状のもので、電池の落下を防止しています。
電池を抜くとき、このベロを下方に押さえないと電池が出てきません。
専用電池のかわりに単4電池を入れると↓
ベロ側(右側)に空間ができますが、電池ボックス内の斜めになった押さえ樹脂
(上の写真で見えている)で電池がうまいこと保持されてガタガタしません。
さて、この単4電池2本で何枚くらい写せるのか試してみました。
使ったのは「LEXEL SPARK type-A 700mAh」ニッケル水素電池。
カメラを「インターバル撮影モード」にして連続撮影。
フラッシュなしで毎回AFあり。RAWではないjpegの最高画質。
30秒インターバルと10秒インターバルを試しました。
で、両方ともざっと1時間で「電池交換」のメッセージが出ました。
30秒インターバルでは117枚。
10秒インターバルでは369枚撮れました。
インターバル撮影の場合、AF中の液晶表示が消えるので短時間のインターバル
のほうが総合した消費電力が減ったのでしょうか。
これが撮影枚数の面で有利だったようで、少しだけ枚数が多くなっています。
連続使用では撮影枚数より、液晶が点いている時間ということなのでしょう。
単4電池を使った時は、電池ボックスのフタ開閉に注意。
メモリーカードを取ろうとしてフタを開けたとたん、電池がポロリとなります。
ちゃんとした向きを考えて(通常はカメラ上下を逆に)フタを開けなくてはなりません。
●現時点での問題点
内蔵フラッシュの制御ですが、プリ発光+フラッシュマチック(距離で光量を調節)
が使われています。
AF結果が大きく影響するようでまれに白飛びが起こります。
もう少し様子を見てみます。
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2007年7月17日 18時10分
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パナやSONYならリチウム専用がほとんどですから。
長期旅行等では充電がままならない場合もあり、
標準サイズの電池はありがたいと思います。欲を言えば単3が。
ニッ水なら連続1時間使えるということが分かり、
とりあえず専用電池を買い足す必要はないだろう
と考えています。