9月は防災月間…図書館でも
近所の大阪市立東成図書館、毎月あるテーマを決めて図書の紹介が
図書館入り口付近
の書架で行われています。
今月は、9月の防災月間に合わせて「そのときに備えるため」展。
地震などの災害に関する本があれこれ並べてあります。
その中にあったのがこれ↓
「水都大坂を襲った津波 石碑は次の南海地震津波を警告している。」
著者:長尾武
(出版社が記されていませんので自費出版なのでしょうか?)
大阪市の西部「大正橋」のそばにある「安政南海地震津波碑」に記されている文を
紹介しながら、当時の被災状況がどんな様子だったか、また今後確実にやってくる
次の地震について、防災面でのあれこれを書いています。
(巻末の参考資料一覧がよくまとまっています)
さて、この本を読んで初めて知ったことがあります。
大阪市内から大阪湾に流れ込む川のいくつかには、高潮対策として大型の防潮門
が設けてあります。
大きなのが3つありまして、安治川、木津川、尻無川に設けられています。
(「大阪市 水門」で検索)
この防潮門、地震津波が来るというときでも開けたままにされるとのこと。
大阪港には地震が起きてから1〜2時間で津波がやってくるわけですが、津波の遡上を阻止
するため水門を閉めると、おそってきた津波で水門が破壊されるからというのが、その理由。
この3つより小さな水門(14基)と防潮扉(429カ所)は、津波が来襲する前に閉めることに
なっているそうです。
さて、ほんとに間に合うのかね〜。
地震で歪んだりして、閉まらなかった、てなことも予想されます。
そもそも淀川や大和川には防潮門なんてありませんから。
ということで、市内中心部までやってきますよ。津波が。
※参:何にもないぶろぐ・今日の景色
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2007年9月7日 08時56分
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