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2008年05月15日(木)
松本清張さん愛用のカメラ
図書館で借りてきた「サライ2008年7号」。



「追跡。日本のミステリー作家」「サライ美術館・東山魁夷」「お好み焼き名人になる」という記事が目当て。
東山魁夷は先日の長野旅行で見てきたところ。

で、ページを繰ると、特集。
松本清張さんの作品に関する記事



その記事の中、松本清張愛用の鞄とカメラの紹介があります。



「…一眼レフ・カメラのほかに、複数台のカメラを携帯し、白黒とカラーで取り分けていた。」というキャプション。

カメラはニコンF3。 1980年発売の比較的新しいものです。
写真をよく見るとカメラの頭に見慣れないものが付いています。



何かの電気回路工作だと思われるのですが…。
配線しているリボンケーブルが見えています。
コレはいったい何?
水準器でもないし。
配線の行き先はどこへ?
頭部に窓のようなものがあり、「T M」という文字が見えています。
は・て・さ・て? 謎!!


2008年5月15日 08時40分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
| ・本 / ・カメラ |
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レンズはAi化前の50mm F1.8かF1.4 もしくは35mmF2あたりでしょうか。
 
ファインダーがDE-2型ではなくDE-3型なので、
F3-HPですね。
(ハイ・アイポイント→ファインダーと目の距離が離れても
 視野欠けが少ない。但し、ファインダー倍率は少し低い。)

F3はニコンで初めて
ファインダー内の露出表示にメーターではなく液晶を採用したカメラでした。
 
手もとにF3 (DE-2) がありますが、
ファインダー左上の小さな液晶での表示なので、AE時の数字もマニュアル時の+ −も
下間さんのFTnみたいな + | − のメーター表示カメラと比べると見にくいです。

絞り環をあとどれだけ動かすかなどの量的感覚は
数字よりメーター式の方が分かりやすいですね。

---

視力の弱い松本清張さんに、
ニコンが大きな液晶表示をつけたF3を作ったと云う話を
豊田堅二さん(とよけん さん)の本か、Niftyに有ったSNIKONのオフか何かで
見たか聞いたかした事があります。 それが
これではないでしょうか。


とよけんさんは、ニコン初のAE機NikomatELやFEなどの設計者です。
 
とよけんさんが著されたNikon話については、
ここ
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/about/history/itoko/index.htm
などを見て下さい。

下間さんのカメラもありますよ。 
 
2008年05月16日(金) 05:52 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
松本清張さん専用に機材を用意するところ、さすがニコン!っといったところでしょうか。
高級一眼レフにくっついた手作り感がイイ。

我が家のFTn、眠ったままです。
OM-2spもOM-10も。

そりゃそうとBEIさんとこの機材、「蛍光灯照明下での露出変動」なんて生じないですよね。
松下とやりとりしている(現在待機)のですが、「他のカメラではこんなことはおきないぞ」っという説明をするための具体例が乏しくって。
その物ズバリがここに有りました。
http://www.kid.ne.jp/seicho/html/kankou/back.html

■第1号
PDFの6ページ目です。
http://www.kid.ne.jp/seicho/html/pdf/kanpo/koupo01.pdf

 
露出変動の件は、そちらに書きますね。
 
2008年05月17日(土) 05:16 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
おぉぉぉぉぉ!!
「謎」が解けました!
ありがとうございました。
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