カセットテープ救出
昨年10月、デッキの中に閉じこめられたカセットテープ、救出しておかなくっちゃということで、
昨日に作業しました。
カセットテープは無事救出。
ちょっとヨレヨレになったところはありましたが、まぁ大丈夫。
で、オートリバースに失敗する原因を探ってみました。
まずカセットメカを取り出し。
両側にテープ駆動用キャプスタンが付いていて、中央のヘッドが回転する
構造です。
ヘッドの回転機構部分を拡大。
ヘッドの信号線が出ているところに、穴が二つ開いた黒い樹脂があるでしょう。
これが割れていたのです。
別角度から。
この割れた部分にヘッドを固定保持するためのチカラを加える小さなバネが付い
ていたのです。
それが、樹脂が割れたために脱落。
ヘッドは回転するのですが、固定保持できなくなってしまいました。
割れて脱落した樹脂とバネ↓
ヘッドが左右走行状態に確定していないと、カセット取り出しにロックがか
かってしまうような構造です。
このため、カセットが取り出せなかったのです。
この樹脂割れでは残念ながら復旧不能。
もうちょっと頑丈に作っておいてくれよ〜、っと言いたくなります。
まぁ元がダブルデッキなのでまだ片側は動いています。
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2009年1月4日 07時18分
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年末帰省した時に、LCD表示などがおかしい、
CDラジカセを分解してみたのですが、
立体的に組み立てられ、ホットボンドで固めてある配線部もあり、
こりゃ全部ばらばらにして、再現する度胸がないとできないなと、
早々に断念しました。
思います。
樹脂部品の呪縛ですね。 強度不足。
製品としての繰り返し作動試験はしているのでしょうけれど。
経年劣化や部品個体差はしかたないのでしょうが…くやしい!
樹脂じゃなくって、金属部品ならもっともっと使えたのにっと
思うと・・・もったいないゾ!
しっかりしてくれよ、家電メーカー。 今回はソニー。