半田ごてコントラーラのハンダ不良
3年ほど前から使っている温調機能付き半田ごて。
先日来、調子が悪いのです。
コントローラ部をバラして様子を見てみました。
基板をあちこち見ていて発見!
絶縁チューブを被った抵抗のところ。
基板の一番下、R1と記されている部品です。
この抵抗の足の左側。 PC00とシルクされているそば。
ハンダ面を見ると…ほれ
スルーホール基板なのにハンダが浮いています。
抵抗の足がグラグラ。
鉛フリーハンダのせいなのでしょう、ハンダが十分に回らなかった。
ハンダ付けをやり直して無事に修理完了。
この抵抗、ハンダゴテのヒータ+トライアックに直列に入っていて、電流検出
している部分なのです。
ヒータの温度が上がると抵抗値が上昇するのを利用して温調しているわけです。
ここが接触不良だと通電しなくなってしまいます。
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2009年1月8日 21時49分
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マイコテと同じだ。
すべての基板で発生している訳ではないのでしょうが。
先日も、中古のグラフィックボードをヤフオクで手に入れて、
目視検査をすると、OSコンが傾いていたので手で揺らしてみると、GND側が抜けるんですね。
前所有者に聞くと、直前まで何事もなく使っていたとのこと。
回路的に、同容量のOSコンが並列になっているので事なきを得たのでしょう。
マイコテを380度にして再はんだ(鉛入り)してみましたが、
多層基板のGNDは熱容量の大きなはんだごてでないとはんだがきらりと光ってくれません。
OSコンが低温やけどするのでは、と思いましたが、
こんな時は何ワットのコテを使えばよいのでしょう。
いつの間にやら質問になってしまった。
↑この左から3ツ目の緑の柄。
ふだんはこれを愛用。
高千穂のコテペン。
この同じサイズでヒータW数を変えたものも置いてあり、
太いパターン用に使っている。
それより熱量がいる場合はターボスイッチ付き。
コテ先温度というより、コテ先熱容量(体積)の問題なのでしょうな。
温調付きのコテを熱くしてもコテ先が細いとねぇ、パターンが広いと溶けません。
80Wとの切り替え式なら持っているのですが、
それでも、もう一つでした。
130Wねえ、検討してみます。
ありがとうございました。