電池の内部抵抗を計ってみる#4
※前記事
・2009年04月18日 電池の内部抵抗を計ってみる#3
「MAC8」のスプリングプローブがやってきました。
2本ずつにバラして、電流電極と電圧電極にします。
保持する何かいいものはないかと…
ええぃ、使い古したボールペンの軸。
少し削ってホットボンドで固定。
これで、簡易型4端子プローブの完成。
試作中の回路↓
マイコンはAVRマイコン。ATmega88。
左上端の黒いのはDC-DCコンバータモジュール。
電池4本で運用の予定。
14pinのOP-AMPが3つ。8pinのOP-AMPが1つ。
それに差動アンプとアナログマルチプレクサ。
いちおうこれだけの素子でうまくいきそうです。
差動アンプはアナデバの「AD622」。
右端に見えているBULGIN社の電池ホルダー、4端子プローブで計った
値と比較すると、10ミリオーム以下の接触抵抗のようです。
単3単4ニッ水電池だけでなく、できあがった4端子プローブでデジカメ用の
リチウムイオン電池も計れます。
液晶には、計った抵抗値と電池電圧。
それと定電流モニター値と1kHzオシレータ振幅モニター値を表示します。
あと、測定値のスケーリング設定機能を付加すれば完成かな。
※≪続き≫ 電池の内部抵抗を計ってみる#5
★交流定電流方式で電池の内部抵抗を計ってみる:まとめ
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2009年4月28日 21時53分
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着々と進行中ですね。
デジカメのリチウムイオン充電池が計測できると言うことは18650等のLi-ion充電池もはかれたりするのでしょうか?
OP-AMPで構成してA/D入力しています。
A/DのVrefを2.5Vにしていますので、10Vが最大となります。
1kHz交流系はAD622で250倍に増幅。
1Ωのとき2.5Vになって、それを10bit・A/D。
最小桁が約1mΩとなります。
10Vまで対応ならLi-ion充電池もOkですね。
つい最近充放電時間が著しく短くなったLi-ion充電池があるのでいつかキット化されたときのためにとっておくことにします(^_^;)
で、ヘタレた電池ですが送っていただければ調べてみますよ。