GX100用間欠撮影用タイマー回路
休みのあいだに、こんなのをゴソゴソしていました。
リコーのデジタルカメラ「GX100」に特化した間欠撮影用
タイマー回路です。
まだ、試作段階。 写真はデバッグ回路です。
◆回路図 (クリックで拡大↓)
電池2本でマイコン(ATtiny2313)を動作させて、DC-DCコンバータで
5Vに昇圧してUSB信号をドライブします。
専用リモコン「CA-1」の信号を出力するわけです。
デジタルスイッチで撮影回数と間隔を設定。
DiMAGE7i用のは≪これ≫。
集合写真を撮る時に便利なんです。
デバッグ回路で動作検証が済んでから、プラケースに組み込む
回路を作り直すつもりです。
ですので、完成はもう少し先。
DC-DCコンバータは、ATtiny2313内蔵のアナログコンパレータ回路
(基準電圧1.1Vも内蔵)を利用して電圧比較。
制御にはタイマーのPWM出力を使います。
USBケーブルのコネクタは、基板実装用レセプタクルの手持ちが
なかったのでmini-DINの中継用コネクタを使っています。
◆2010-01-23 ≪完成!≫ ケースに組み込み
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2010年1月5日 21時00分
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この回路、電源スイッチがありません。
撮影後、マイコンをsleepさせて低消費電力状態にするのですが、
DC-DCコンバータ部の分圧抵抗R3とR4で電池が消耗してしまいます。
R4とGND間にNPN-Trを入れて、sleep直前に放電経路を切断するよ
うにしました。
それと、内蔵タイマーの使い方を変えました。
タイマー0の8ビットタイマーをPWM側に、16ビットのタイマー1をブザー報知
にしました。
DC-DCコンバータのPWM制御、少しでも割り込みの処理速度を上げるため、
タイマーを16ビットから8ビットに変えたのです。
そのうちケースに組み込みます。
リコーのGX100、マニュアルフォーカスで500万画素の設定でなら、1秒サイクル
で連続撮影できます。
内部設定で可能なインターバル撮影の最小時間は5秒ですので、それより高速
撮影が可能です。
ブザーも圧電タイプではなくマグネチックサウンダで音を大きく。
でも、ブザーは電池側から電源供給。
ケースへの組み込みにはUSBのレセプタクルを買ってこなければなりません。
デバッグ回路ができたところで、ちょっと中断しております。