MC34063ステップダウン・レギュレータ
2010年11月01日:USBシガープラグ 逆流阻止ダイオードなしでのコメントで、
jr7cwkさんから「電源電流の制限ポイント」は変化しないのかと、指摘がありました。
確かに、電源電圧が変われば変換効率が変わるので、入力電流も変化。
電流制限ポイントが変わりそうです。
変化が出なかった理由、その記事のコメントに書いておきました。
定電流負荷の変化ステップのせいで、微妙な変化が見えなかったという次第。
MC34063を使った降圧回路をユニバーサル基板に組んで試してみました。
電流検出抵抗は0.33Ω。
定電流負荷の変化は0.02Aステップ。
こんなグラフになりました。
これだと、電流制限ポイントの変化が見えます。
※出力電圧が5Vより少し上なのは、IC内基準電圧の誤差と帰還抵抗の誤差。
そして、ついでの実験。
コイルを小さいものに交換したらどうなるか。
インダクタンスは220uHで同じもの。
樹脂外装ですので、中のコイル本体はずいぶん小さくなります。
ですんで、巻き線も細い=抵抗が大というわけです。
結果、やはり最大出力電流が小さくなり効率も悪くなりました。
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2010年11月18日 09時50分
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いろいろありがとうございます。(お手間取らせましてすいません。)
出力電流の可変ステップの関係とは・・・気がつきませんでした。
ただこれ以上細かく測定となると手動ではあまりにも面倒で・・・自動測定にせねば、やってられない世界に突入してしまったようです。
(発熱による特性の変化も見えてしまいましたし。)