30年前のトラ技
JH3JYSさんのメッセージ・キーヤーは1983年に製作。
およそ今から30年前、当時「トランジスタ技術」誌がどんな特集をしていたか、書架の
トラ技を写してみました。
広告は抜いているので薄くなっています。
タイトル部分(クリックで拡大↓)
初代のPC-9801が出たのが1982年。
こんな時代です。
当時使っていた開発ツールはZ-80を使ったCP/Mでした。
8インチフロッピにアセンブラね。
CADなんてないんで、ドラフタでトレーシングペーパーに図面を描いて
ました。
右から3冊目、特集タイトルが「パソコンの本格的応用技術」てのが
あります。
さて、ここに出てくるパソコンとは…
気になってページをめくってみました。
PC-8001とPC-8801、それにFM7とFM8を解説。
記事の内容的には富士通「FM8」がメイン!
プログラムの解説は6809ニーモニック。
つまりアセンブラ。
拡張バスにあれこれ(A/Dコンバータとか)をつなぐ方法が載ってます。
PC-9801はRS-232Cの話がちょっぽりだけ。
★トラ技の過去記事を調べるのに、トラ技目次データベースが役に立ちます。
|
2011年6月9日 08時49分
|
記事へ |
コメント(6) |
トラックバック(0) |
|
・電子回路工作 /
・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/2419/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
この頃のトラ技
今となっては
広告のほうが面白かったりして
世の中の進み具合を見るには「新製品紹介」のページあたりでしょうか。
この当時、「オムロン」はまだ「立石電機」ですね。
CP/Mのデジタルリサーチが日本法人設立、なんてニュースが出ていますよ。
当時中古の8インチドライブも買ったのですが、
Z80が動き出したときは5インチドライブが主流で、5インチドライブが動くようになったときはWindows3.1が出回り始めていました。
今でもこのときの8インチドライブ持っていますが、ディスケットがありませんので、懐古趣味で動かすこともできない。
動かしたいな〜っというときはいつでもどうぞ。
トラ技83年1月号のロビン電子の広告では
8インチフロッピーはマクセルのやつで
1Sが¥1500
2Sが¥1800
2Dが¥2000
になってますー
誰かいりますか?
トラ技だけは永久保存。
アナログ回路、とりわけOP-AMPの応用やパワー回路は時代は変われど普遍的ですんで。