12pinのNCを信じたら…
±15V電源で使えるアナログスイッチで失敗。
+5V単一電源だと4066、±5v電源だとや4051、52、53を選んじゃうんですが
±15V電源ということで手持ちの「DG211」を使いました。
4016や4066はHでスイッチがオン。
でもDG211はLでオン。
足配置も違いますし、4016や4066は基本単電源。
こいつは±電源。
使ったのはこれ。
で、調べた足配置はこれ。
マキシムのデータシートを見たのです。
「12pin」は「NC」。
接続無しを信じて配線(手組みでの実験)しました。
ところが…
動いてくれません。
Lになってもスイッチがオンしないのです。
「んなアホな?!」
オシロで信号を観測しながら、ICのまわりを手で触ると動くことがあります。
「配線は大丈夫 確実につながっています 電源もOK」
「なぜ?」
「… … ???」
気を取り直して、ICのデータシート、別メーカーので確認しますと…
「発見!」
12pinが「VL +5V」と記されています。
つまり、ロジック電源。
これでスイッチのON/OFF指令を制御。
ここに電圧がないとオフのまま。
手で触ったとき、たまたま動作したのもこれが原因。
う〜 くやしい。
マキシムのは改良版だったわけ。
VLが記されたデータシートはインターシルでした。
このICのメーカーはどこ?
崩れた「8」マークって、どこ?
「シリコニクス」だっけ?
※その後
シリコニクスのデバイスがないかと捜索してみましたが、
見つけたのは「昔のトランジスタには「味」がある」に出演したVN10KM。
ありゃ。
なんか違うぞ。
「DG211」はいったいどこのん?
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2011年6月23日 09時33分
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http://www.intersil.com/data/fn/fn3118.pdfですね。
12Pin−VL (+5V) になっています。
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現在は
ビシェイ社とかいう会社が
名門
シリコニクス(Siliconix)
テレフンケン(Telefunken)
なんかを買収したみたいです。
http://www.vishay.com/company/about/