AMラジオを修理しようとしたら…
2010年3月に亡くなった私の母親が台所で使っていたAMラジオ。
電池でも動くんだけど、AC100Vでも使えるという(ACアダプタじゃなく)
というしろもの。
「National Panasonic」と銘が入っていて、「どっちやねん!?」状態。
いつ頃のものなんでしょ。
30年以上になるかも。
・松下電器産業 Made in Japan
・MODEL NO. R-143
チューニングの文字盤が外れていたので、くっつけておこうと解体したら…
バーアンテナが折れていました。
ところがその部分に修理した痕跡があったんです。
灰色のビニールテープでコアを保持していた様子。
私の母親はこんな事できませんので、私の親父の仕業かと。
想像なんですが、母親がラジオを棚から落下させてしまったのが原因
じゃないかと。
パカッとケースが外れ(爪で引っかける構造)た拍子に、バーアンテナが
折れてしまった。
それを親父がビニールテープで補修。
とりあえず聞こえるようになったんで、ず〜っとそのまま母親が使っていた。
修理ラジオの中から、今は亡き父親と母親が飛び出してきたような気がします。
AM専用ラジオで、いわゆる6石スーパー。
低周波アンプ部には入力トランスと出力トランスが使われていて、
まったりとした中波AMラジオらしい(HiFiじゃない)、聞きやすい音。
セラフィルじゃなくIFTが使われているのも音が良い(声が聞きやすい)なぁと
感じる理由かもしれません。
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2012年7月18日 05時59分
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・電子回路工作 |
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