写実的に描くならこだわってほしい
昨日の毎日新聞夕刊。
新聞小説「神秘」 (白石一文:著、小林直未:画)
挿入画に飛行機雲を引く飛行機が描かれています。
で、やっぱ気になるんですよ。
絵の部分を拡大↓
一直線の飛行機雲。
さらに航空機部分を拡大↓
B747のような四発機です。
でも飛行機雲は尾翼直後から出ています。
こんなのはありえない。
エンジン排気が原因なんですから。
実際にはこういうふうに↓なります。
この写真は平野川ウォールペイント(2010年06月25日)で撮ったのも。
最近なら、月と飛行機や飛行機雲。
双発ならこんな具合↓
絵描きさんが参考にした飛行機の写真、飛行機雲を引いてなかったとか…。
自分で想像して飛行機雲を後付で描いたんじゃないかと。
あるいは…
もとの参考写真には空と雲と飛行機雲だけ(飛行機機体は小さくて見えない)
で、それじゃさみしいからと機体を後から大きく描いたんじゃないかと。
この推測が当たっているような気がします。
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2012年9月13日 07時11分
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どんなふうにエンジンの後ろから雲が伸びているのか、目に
留まるはずなんですが…
脳内の記憶が「知ったか」して絵にしてしまうんでしょうね。
三日月と星の話もそう。