三菱・MAW-70MP不調再び
この記事→「女房からの緊急依頼:洗濯機の修理」からもう6年が経過。
三菱製洗濯機「MAW-70MP」。
先日来、不調が出ているとのこと。
今回はエラーで停止するんじゃなく、なぜかすすぎの回数が加算され、
洗濯時間が長くなるというもの。
水量設定を大きくした時に起こるらしい。
カバーを開けて様子は見たものの、原因は不明。
水量センサーに圧力センサーが使われているようで、水槽から
中空のビニールチューブが伸びていて、制御回路に入っている。
でも残念ながら制御基板にはアクセスできず。
プラのはめ込み部分が劣化していて、無理に外そうとすると、
外装をひっかけているツメが折れそうな状態。
で、あきらめた…。
とりあえず、前回の修理で怪しかったオムロン製リミットスイッチ
(VX-01-1A2)を取り外して点検。
接触抵抗が数オームに増大している。
この洗濯機ではA・B両方の接点を使っていて、どちらも数オームに。
携帯電話内蔵カメラで撮ったんでうまく接写できてないが、
赤のポッチリが機械的可動部分でほんのちょっぴりだけ動く。
接点の構造を写したつもり↓
わかりにくいが、左端のコモン端子から可動片を
通ってA接、B接の端子に接触する。
この可動片、「⊃」形のベロでもって、電流を流している。
この所で2カ所の接触部があり、本来の接点と会わせて3つの
接触部となる。
今回の接触抵抗増大は、このベロのところでおきていた。
だもんで、同じ経路を通るA接もB接も同じような接触抵抗に。
で、ちょいと清掃すると、この接触抵抗増大は改善された。
洗濯機のほうは様子見。
エラーコードは出ないんで、不調の原因は不明のまま。
はてさて、どうなるか。
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2012年11月19日 08時42分
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