一つのボタンでいろんな操作を
先日作ったジグ↓でちょっとあれこれ悩んでいました。
8文字×2行の液晶表示。
ものはコレ↓ 実験用の定電流負荷。
主制御FETは2SK1529。 (もう作ってない)
Vds=180V。 電流は5Aまで測定。
このヒートシンクでは25Wくらいまで。
ファンを乗せたらもっと食わせれるけど。
この「一つしかない操作スイッチであれこれしたい」わけでして…
ボタン操作について、あれこれ考えられるのは、
・普通にちょんと操作
・長押し
・ダブルクリック
によるアクションです。
まず上の設定画面。
・電源オン時にスイッチを押していたら設定メニュー
画面に。 ということで、このモードに入ります。
ここから、設定項目が10コほどスクロール。
「ちょん押し」で項目を移動。
「長押し」で選択した項目の数値設定画面に移ります。
設定画面になったら、数値を変えなければなりません。
「ちょん押し」で数値を+1。
「長押し」でオートリピート開始。
「長押し時間経過」で+10、+100に加速。
さてここからが問題が。
変更した数値を「決定」させる操作をどうすれば?
「ダブルクリック」を試してみたんですが、「ちょん押し」
の繰り返しとの区別ができません。
スイッチオンの時間間隔でしか判断できないので、数値操作を
急いでいると「ダブルクリック」と同じになってしまうのです。
そこで使ったのが「操作後の放置」。
スイッチ操作をやめてしばらく待ったら変更値を確定して
設定メニュー画面戻るという動きです。
電池電圧チェッカーも操作ボタンは一つだけ。
これのパラメータ変更操作でも同じような処理をしていました。
ややこしい設定があるときは、操作ボタンは3つくらい
用意しておかなくてはなりません。
「決定」と「数値+」「数値-」の3つ。
設定値の範囲が広いとき、「+」しかできないと行き過ぎたとき
一周回るのが面倒なんで。
そういや、マイコン型導通チェッカーでの設定はクリップにはさんだ
ボリュームでした。
しかも数値を「モールス」で報知と。
こいつはちょい特殊(笑)。
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2013年5月18日 07時25分
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私も最近必要に迫られて「電子負荷装置」を自作しました.
FETはあり合わせのF20W30(discon),モードは定電流と定抵抗.
表示は7セグ3桁(\100マイコンのM120ANでA/D及び制御).
10数Wクラスのヒートシンクをジャンクのファンで強制空冷.
Imax=2.56A(Max10V),Vmax=25.6V そう,MCUで計算しやすい値が仕様になっている
ズボラ設計です.でも使ってみるとやっぱりV・I共に物足りない.
もっと大きい値にしておくんだったとちょっと後悔.ほかにも若干問題が・・・
店主殿,勉強したいので是非回路図公開をお願いします.
20ピンのAVRマイコンtiny861でA/D変換。
電流と電圧を表示。
外部入力でon/offできるようにしてあるんで、外に設けた
電圧監視回路を使って、チェック対象となる電源(バッテリ)
を遮断できます。
この回路に電圧監視を入れなかったのは、配線による
ドロップ。
監視回路は電流を流さない経路で見ないといけないんで。
AVRマイコン内蔵のEEPROMに保持しています。
R8Cのデータ用フラッシュROMより、やっぱ、EEPROMのほうがちょいとした記憶にはお手軽。
AVRマイコンのAREFピン出力の利用もこれ絡み。
内蔵A/Dの基準電圧としてだけじゃなく、外に出して定電流回路の基準(ポテンショでアナログ的に手動設定)に使っています。