ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
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2013年07月09日(火)
「イケナイ宇宙学」
またまた図書館の本です。



フィリップ・プレイト著イケナイ宇宙学
サブタイトルが「間違いだらけの天文常識」

この本に恒星は月より遠いぞで問題にしたのと同じことが
書かれていました。
こんな具合です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

第24章 イケナイ宇宙学、ハリウッドへ行く
映画に登場したイケナイ宇宙学トップテン

1.ビューン! われらがヒーローの宇宙船が、轟音とともに…
  (宇宙では何を叫んでも聞こえない)

2.…小惑星の密集した宙域から現われ…
  (小惑星帯にはそんなににたくさんの小惑星は無い)



10.われらがヒーローは、歓声を上げて満月の面を横切り、
  すぐ向こうには太陽が輝いている。
  (月と太陽の位置関係で満月、半月など月の満ち欠けが決まる)
  (この解説に登場していました)


  『さらにひどいことに、一部の映画や多くの子ども向けの
   本では、三日月のふたつの頂点のあいだに星が描かれている。
   これでは、月と地球のあいだに恒星があることになってしま
   うではないか。』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

まさにこれ。
私が問題にしたのは子ども向けじゃなく広告。
今でもやっぱあかんやろという気持ちは変わりません。

※過去記事
2008年03月31日:恒星は月より遠いぞ
2008年04月06日:恒星は月より遠いぞ その後
2008年06月06日:月の夜部に★を描く
2012年08月02日:8月14日未明に金星食
2008年03月09日:「マリアの月」




2013年7月9日 15時49分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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西条八十の「鳩啼時計」という作品

鳩啼時計今啼きぬ
冬の夜更けの11時
木枯らし寒き外面には
利鎌のごとき月冴えて
(以下略)

ここの「利鎌のごとき月」が朔に近い二日月等だとすると,これもOUT?
まぁ,詩だから良しとしますか.



2013年07月10日(水) 09:29 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
これ、わたし的にはNGですね(笑)

「マリアの月」と同じミスですな。
細い二日月ってかっこいいもの。
つい使いたくなる。

【利鎌】 を 「とかま」って読むのがわかりませんでしたわ。

そう。
これ「Google」もやらかしているんです。
アースデイの時に。
   (なんぎさんに教えてもらいました)
別記事で紹介します。

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