自滅…A7PSデジタルスイッチ
廃棄する装置からもらってきました。
※廃棄の理由はこれじゃありませんが、
調子が悪いという発端にはなっていたのでしょう。
オムロンのデジタル・スイッチ「A7PS-206」。
A7PS-206」ということで、コモン接続するためのダイオード
を
取り付けるスペース(ハンダ穴)はありません。
このデジタルスイッチ、何が問題なのか…
昔の記事をごらんください。
★2012年06月27日:自滅…防塵パッキンがぁ
このスイッチの中に仕込まれた防塵対策パーツの経年劣化
が問題。
ゴムだけが劣化すればいいのにその途中で、スイッチのコードを
生成するプリントパターンを道連れにするのです。
スイッチを解体↓
全数アウト!
拡大↓
このように防塵ゴムが劣化して弾力が無くなりパラパラに。
ゴムが分解するときに怪しい物質を出し、それがプリントパターン
を腐食するのでしょう。
パターンの金メッキが泣いています。
※ゴムの材質はエチレン・プロピレン・ゴムとのこと。
腐食部分の拡大↓
ゴムが押さえつけられた跡が円周になって見えていて、そこから
腐食が始まっている様子がわかります。
※関連
・壮絶死:かわいそうな電子部品
|
2013年9月1日 14時00分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
・電子回路工作 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3530/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません