ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
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2014年02月12日(水)
メモ:カレント・トランス用アンプ回路
交流電流を検出する「カレント・トランス」。
その信号を直流に変換するアンプの回路です。
単3電池2本で動くようにしてあります。

所持しているカレント・トランスはこの二つ。
「URD」の「CTL-6」と「CTL-10」(白いほう)。




回路基板部の拡大↓


回路図(クリックで拡大↓)


スイッチング・レギュレータIC「HT7750」で5Vを作っています。
初段のアンプは電流増幅回路。(電流→電圧)
カレントトランスからの交流電流を「R4+VR1」の抵抗で増幅。
1kΩだと1mAの電流が1Vに変換。
ここにちょいと良いOP-AMP「AD822」を使っています。
FET入力じゃなくてもよいのですが、低オフセット品は必須。
カレント・トランスの直流抵抗とR4の抵抗比でアンプのオフセット電圧
が増幅されます。
直流抵抗値の低いCTL-6で顕著に現れますんで。

直流への変換は専用IC「LTC1966」を使っています。
実効値を出してくれますんで便利。

ちょこっと交流電源電流を計りたいとき(主に電流の
変化を見たいとき)、便利に使っています。


壮絶死#13の端子付き小ボックス
電流計のかわりにこのカレント・トランスを入れて、電流を
計ります。


※カレントトランスの負荷抵抗を別にすると
こんな具合に、反転アンプで増幅。


「×」ところにコンデンサを入れて、交流増幅にすると
アンプのオフセット電圧増大から逃げられます。
C1ももっと小さくてOK。
ただ、60Hzでのインピーダンス、
10uFで260Ω。 47uFで56Ω。 100uFで26Ωと
以外に大きいんですよね。



2014年2月12日 13時35分 | 記事へ | コメント(4) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 |
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便利そうですね。黒い方を持っていたと思うので、見つけたら追試します。
非反転アンプをACカップルで使うのはダメなんでしょうか。
ん、+側の電位が確定しないので高抵抗で引っ張る。・・バイアス電流の影響が出ちゃうか。
2014年02月14日(金) 08:43 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
単電源なんもんで、中間電位へのバイアスを考えると反転アンプのほうが考え方がラクでしょ。
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