ACアダプタ試験回路でお漏らしコンデンサ発見
ACアダプタ試験回路であれこれ実験中です。
手元にあるスイッチング・レギュレータを試していると
ダイソーのUSBタイプのように、リップル電圧の
大きなのに遭遇しました。
実験用として、スイッチや電源表示のLEDとといっしょに
プラケースに組み込んでいたもので、「ELCO」の「K10A-5」
という5V・2A定格の電源です。
2.1φのDCジャック用プラグが付いたリード線をつないで
あります。
ケースから取り出した電源の外観。
いつのでしょうね。
ずいぶん昔に作った記憶があります。
これの特性が「あれま」だったんです。
(クリックで拡大↓)
「赤線」が電圧変化。 0.5Aを越えると急激に低下。
「青線」のリップル電圧も上昇。
ミリボルトじゃありません。 ボルト単位のリップル。
で、「こりゃコンデンサだろう」と電源をケースから
取り出したという次第です。
一次側は適当な手持ちがなかったので、そのまま。
二次側の1000uF2コと470uF、これが逝ってました。
お漏らしです。
足部を拡大↓
このヌメヌメ感。
まさに、コンデンサ内部の液が漏れだしたところなのか
濡れております。
で、手持ちのコンデンサに交換。
その特性が緑と紫線。
低域のリップルはほぼゼロ。
(オシロで見ると高周波ノイズは見えます)
いくらか電圧ドロップが見えますが、これは、1mばかし
引き延ばしたリード線が原因です。
|
2014年3月13日 12時44分
|
記事へ |
コメント(2) |
トラックバック(0) |
|
・電子回路工作 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3711/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
このありさま。
プリント基板パターン面(ハンダ面)への被害はありませんでしたが、
コンデンサと接している部分(部品面側)はねっとりとあやしく
濡れておりました。
IPAで洗浄。
まっとうな部品を使っていたらもっと持つ機器が、これでアウトですから
もったいないよう。