ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
★ZAQのBlogari停止のため、あれこれ「データ吸い出し」対策しています。 新規記事はとりあえず停止。 コメント書き込みはまだ有効です。 (JH3DBO 下間憲行)
2015年06月04日(木)
デンオン ハンダ吸引器 SC-7000Z
仕事で使うツール、まずはハンダゴテなんですが、
ハンダを吸い取るツールも重要です。
愛用しているのがデンオン機器のSC-7000Z
みんなで使う共用工具ではなく、各人の専用工具として個人
管理しています。



で、私のコレ。
先日来、ちょいと吸いが悪くなってきて(フィルタやノズル
の掃除など、日常的なメンテはしてますよ)、そろそろ
ゴム系パーツの交換時かと、部品を注文しました。

  ※たまには解体して、吸引経路に付着したフラックスの
   清掃なんかもしています。

そしたら…
デンオンじゃなく「エンジニア」から代替パーツを入れるっと
連絡が入ったのです。
エンジニアのカタログを見ますと、SD-20という型番で、
SC-7000Zと同じものが見つかります。
「OEM」なんでしょうなぁ。

交換するパーツは、この図の赤マーク。

「22」と「26」がゴム製品、「19」がシリコン。

さて、解体。





「17」が右側のパーツで、「21」にはめ込まれた、
白い「19」が見えています。



右側が「21」で、左側がダイアフラム「26」です。


左が「23」、右が「21」。
その中央のベロがシートバルブ「22」です。


これらを新しくして、組み立て直します。
ところが、なぜか吸い込みが悪いんです。
  (交換前より悪化)
吸い込み時のパワーが不足します。

全体を組み立てるのじゃなく、この機構だけを動くよう
にして(モータ駆動線を延長して)様子を見ました。
吸い込み側の口はパワー不足なんですが、「吐出」に切り
替えると、反対側の口の吸引はちゃんとパワーが出ます。
何かがおかしい…

何度か解体、組み立てを繰り返して様子をみますと、
白いガスケット「19」を元のに戻すと、吸引パワーが
ちゃんと出ることがわかりました。
  (交換前よりずっと良くなって)

「22」と「26」はあきらかにヘタっていたんで、新品部品
にして改善されました。
「19」部分の漏れ対策にシリコングリスを塗布したりして
みたのですが、ダメでした。
ガスケットの厚みの問題?
なんなんでしょね。



2015年6月4日 09時23分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 / ・修理 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/4141/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2015年06月08日(月) 09:31 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
この直接のメーカではない単にパーツを買っただけの「エンジニア」
さんに相談(メールで)したところ、『シリコングリスの塗布で改
善するかも』という提案を頂きました。
今度メンテするときに、もっとたっぷりつけて試してみます。
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
captcha


※画像に表示されている文字を入力してください(半角・大文字/小文字の区別なし)。
文字が読みづらい場合はこちらをクリックしてください。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク