デンオン ハンダ吸引器 SC-7000Z
仕事で使うツール、まずはハンダゴテなんですが、
ハンダを吸い取るツールも重要です。
愛用しているのがデンオン機器のSC-7000Z。
みんなで使う共用工具ではなく、各人の専用工具として個人
管理しています。
で、私のコレ。
先日来、ちょいと吸いが悪くなってきて(フィルタやノズル
の掃除など、日常的なメンテはしてますよ)、そろそろ
ゴム系パーツの交換時かと、部品を注文しました。
※たまには解体して、吸引経路に付着したフラックスの
清掃なんかもしています。
そしたら…
デンオンじゃなく「エンジニア」から代替パーツを入れるっと
連絡が入ったのです。
エンジニアのカタログを見ますと、SD-20という型番で、
SC-7000Zと同じものが見つかります。
「OEM」なんでしょうなぁ。
交換するパーツは、この図の赤マーク。
「22」と「26」がゴム製品、「19」がシリコン。
さて、解体。
「17」が右側のパーツで、「21」にはめ込まれた、
白い「19」が見えています。
右側が「21」で、左側がダイアフラム「26」です。
左が「23」、右が「21」。
その中央のベロがシートバルブ「22」です。
これらを新しくして、組み立て直します。
ところが、なぜか吸い込みが悪いんです。
(交換前より悪化)
吸い込み時のパワーが不足します。
全体を組み立てるのじゃなく、この機構だけを動くよう
にして(モータ駆動線を延長して)様子を見ました。
吸い込み側の口はパワー不足なんですが、「吐出」に切り
替えると、反対側の口の吸引はちゃんとパワーが出ます。
何かがおかしい…
何度か解体、組み立てを繰り返して様子をみますと、
白いガスケット「19」を元のに戻すと、吸引パワーが
ちゃんと出ることがわかりました。
(交換前よりずっと良くなって)
「22」と「26」はあきらかにヘタっていたんで、新品部品
にして改善されました。
「19」部分の漏れ対策にシリコングリスを塗布したりして
みたのですが、ダメでした。
ガスケットの厚みの問題?
なんなんでしょね。
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2015年6月4日 09時23分
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さんに相談(メールで)したところ、『シリコングリスの塗布で改
善するかも』という提案を頂きました。
今度メンテするときに、もっとたっぷりつけて試してみます。