「電子工作」のキホン
新JISの回路図記号が使われている電子工作関連の本を、
東成図書館であれこれ探してみました。
古い本も多く、なかなか見つかりません。
ほとんどが旧来の記号を使っています。
※CQ出版のはもちろん((笑))
そんな中、あったのがこれ。
小峰龍男 著 『「電子工作」のキホン』
(ソフトバンク クリエイティブ)
サブタイトルがあれこれと
「イチバンやさしい理工系」
「初めてでも実例を通してステップアップできる!」
「オールカラー図解でしくみがわかる」
こんな具合に、新JISで回路が描かれています。
この中の「回路図は電子工作の設計図 回路図を読む」
というページにこんなことが書いてありました。
電気図記号は、従来JIS C0301という規格が使用されて
いましたが、1997年と1999年にJIS C0617が制定され、随時
新規格に移行するようにしています。JIS Cは、電子機器
および電気機械の部門記号です。現在、学校の教科書や
新規に設計される回路の図記号はJIS C0617に移行してい
ますが、これまでに蓄積された回路をはじめとして、
すべての回路図を一気に新JIS記号へ移行することは困難
で、しばらくの間は新旧JIS図記号の混在が続くことで
しょう。本書では、これから電子工作を始めようとする
方のために、JIS C0617図記号に準拠します。
しかし、こう書いている本でも「ゲートIC」はこのように
なっています。
こういった論理ICのアナログ的使用例にこの記号↓
が出てきたら、やっぱしイヤです。
しかし、この図右上の「4uF」のコンデンサ。
残念ながら、この値のコンデンサは売ってませんぜ。
わけワカメの接点記号の解説も出ています。
この記号、ぜったいにパッと見て分かりません。
こんなのもあった。
「リレーコイルと抵抗器を間違えないように」って、
同じ「□」にするのが間違っているゾ!
・ミス、見っけ!
ボリューム外観の「123」は合ってるけど、回路図の
「123」が逆。
これだと、左回しで音が大きくなります。
※関連
・「子供の科学」の回路図記号
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2015年9月30日 09時17分
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