んっ? トグルスイッチが
めったに使わない自作ツール。
これは2相パルス発生器。
資料を引っ張り出してくると2001年に製作。
トラ技2005年10月号の2相パルス発生器は、ず〜っとパルスを
送り出すものでしたが、これはアナログ入力でUP/DOWN方向
と周波数を変えるという回路になっています。
ボリュームに切り替えれば、その回転で右回り・左回り、
そして回転数が制御できるのです。
2相パルスを出すモータなど位置情報出力信号をシミュレート
できるぞという仕様です。
これのRUN/STOPトグルスイッチ軸がグラグラになってました。
「ミヤマ」製。
解体して中を見ると…
グリスの海になってるんでわかりにくいですが、
レバーの凸部を受けて、接点を動かす小さな樹脂パーツが
破断していました。
凸部の先が入る小さな穴の部分で割れてます。
チカラが加わったというより、経年劣化でしょうな。
これ、2相パルスがRS-422差動信号で出ているんで、この出力の
先にパワートランジスタを付ければ、2相励磁のステップモータ
の駆動実験に使えるんです。
で、緊急修理となりました。
回路図はちょいとまとめてから紹介します。
ざっと描いた回路図。 こんなの(クリックで拡大↓)
2相励磁のステップ・モータを回すときはこんな
接続で。
ボリュームを中央にしたら停止。
右あるいは左に回すと回り始めて、回し切ったら最高速。
★さまざまな電子機器の修理依頼について:(有)アクト電子
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2015年12月8日 12時07分
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秋月製ROMライタの電源スイッチに使っていた、トグルスイッチがぐらぐら。
こいつも長い間使っていなかったものです。
買い置きは無事なので、ハンダ時の加熱も影響しているのでしょうか。
だったと思います。
へたしたら30年選手かも。
樹脂部品はしかたないでしょね。
アクト電子製のROMライタもまだありますよ。
もう使ってませんが。
ROMライタ以外にも8748ライタやROMエミュレータ、大切なツールとして(使うことがあるかどうかは別で)捨てはできません。