ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
★ZAQのBlogari停止のため、あれこれ「データ吸い出し」対策しています。 新規記事はとりあえず停止。 コメント書き込みはまだ有効です。 (JH3DBO 下間憲行)
2015年12月09日(水)
メカのようでもあり電気のようでもあり
今日の昼、オシロスオープを持って、ガレージ仲間の藤川君
の工場まで出かけてきました。
ゴム用射出成型機の調子が悪いというhelpです。
押し出し部の位置が読めないという、致命的故障です。
まずは、制御回路側なのかそれとも位置を検出している
ロータリー・エンコーダが悪いのかを見極めなければ
なりませ。
エンコーダの出力パルスを観測すると、こんな波形。
普通に動いているときはキレイな2相パルスが見えるん
ですが、何かがきっかけで、出力が発振したようになって
しまうことがわかりました。
これでは、U/Dカウントできません。





コンパレータのヒステリシスが不足して、出力が不安定に
なっているような感じです。
A相だけじゃなくB相にも同じような波形が出るんで、何か共通の
原因があるんでしょ。
どうなっているのかと、ダメ元でエンコーダを開けてみました。
  (新品購入の手配はしたので)



光洋精工製の外形50Φでシャフト径が8Φ。

こんな基板が乗っています。



小型の半固定ボリュームが3つ見えています。
これを触ると、発光源の光量が変わるようで、テストポイントに
出る信号振幅が変化します。
しかし、この調整では解決しません。
ベストかなという位置に合わせても、たまに不安定になって
しまうんです。

この基板を外すと、スリットを持つ円板が見えてきます。



1回転500パルスのものです。


さまざまな電子機器の修理依頼について:(有)アクト電子



2015年12月9日 17時11分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
| ・修理 / ・電子回路工作 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/4305/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2015年12月18日(金) 08:43 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
火曜日に新品のエンコーダが到着しました。
さっそく取り替えて動作チェックしました。
結果… まったくもって異常なし。
さて、故障原因は何なんでしょ。
この追及は残念ながら、しません。



コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
captcha


※画像に表示されている文字を入力してください(半角・大文字/小文字の区別なし)。
文字が読みづらい場合はこちらをクリックしてください。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク