1A定電流回路 「足」を測ってみる
1A定電流電源回路を作った目的は、基板の電源ライン上で
短絡した部品を見つけるためのものでした。
でも、こんな修理ってめったにありません。
ですんで、まっとうに「1A定電流源」として働いて
もらい、こんなものを測ってみました。
いわゆる「4端子法」での抵抗測定です。
「1A」の定電流ですんで、「mV」で読んだ値がそのまま
「mΩ」になります。
測ってみたもの↓
これの「足」の抵抗値です。
両端に電流源を。
「20mm」の間隔をあけて(ざっと目測)電圧を測ります。
抵抗やコンデンサの足、クズ線としてユニバーサル基板の
手組み配線で再利用するわけですが、はてさて。
こんな結果。
1/8W抵抗 2.37 mΩ
1/4W抵抗 1.45 mΩ
1/2W抵抗 0.97 mΩ
1SS133ダイオード 10.09 mΩ
0.1uF積セラコンデンサ 11.65 mΩ
470uF25V電解コンデンサ 4.85 mΩ
10EDB10 1Aダイオード 1.43 mΩ
1N5404 3Aダイオード 0.30 mΩ
0.8φ 共晶ハンダ 5.96 mΩ
0.6φ 共晶ハンダ 10.79 mΩ
0.6φ 鉛フリーハンダ 10.50 mΩ
3Aダイオード、さすがにこの太さの足だと抵抗は小さい。
470uFの電解の足、いがいと抵抗がありました。
共晶ハンダも鉛フリーもあまり変わらなかった。
てなことで、参考になりますかどうか。
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2016年4月22日 09時14分
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抵抗値が高いものはたぶん銅覆鋼線(CP線)で、ガラス封止のダイオードはコバール線なんでしょうね。どちらも磁石にくっつくので、鉄がいっぱい入っていそうな気配がします。
CP線の構造、なるほどです。
ほうほう。
「熱膨張率が金属のなかで低く、硬質ガラスに近い」
なるほど。
正解だったようですね。
鉄系(磁石にくっつく)だけじゃなくて銅のものがあって、
それを知らずにだいぶ鉄くずとして処分していました。
反省w