20年以上前に作った回路
今日の修理は、私の設計物。
土木関連工事の車に搭載されています。
(作動させるときは車から降ろして)
プリント基板の製作年が1993年。
これが修理で帰ってきまして、原因は調整用ボリュームの
接触不良。
そして、もうひとつの作業が制御プログラムのバージョンアップ。
といっても、1993年バージョンを1997年バージョンにという
具合です。
使っているマイコンはH8/520。 HD6475208P。
SDIP64ピンのワンタイムROM。
※今ふうのフラッシュROM内蔵マイコンのように
消せないのです。
一度書いたらそれっきり。
もう手に入りませんし、こちらでの在庫もわずかですので、
プログラムの書き込みは失敗できません。
使うのは自作のROMライタ。
EEPROM「27256」のモードで書きます。
環境は「PC-9801」のMS-DOS。
紫外線消去の27256はまだ手持ちがあるので、これで
ROMライタがちゃんと動くかどうか、ちゃんと書けるか
をチェックしてからワンタイムROMの書き込み本番です。
DIP28pin→SDIP64pinの変換ソケットアダプタに載せて…
無事に書き込みできました。
「ルネサス」じゃなくって「日立」ね。
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2016年5月16日 13時53分
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わかりますかな?
H8のことは全然判らない(他もですが、)のですが、ベクターテーブルということは割り込みの処理アドレスが書いてあるのでしょうか。
普通の割り込みなら0x03A7から処理開始。で、特別な割り込みの場合だけ0x04AAから処理する仕掛けになってたんでしょうか。あと最初の方に0x04E6なんてベクターもありますね。ん、なんで奇数のアドレスもあるんだろうか、
命令コードの基本は8ビット。
命令長が1バイトから6バイトまで変化します。
内蔵ROMは16ビット幅なのに、1バイト命令もあるんで
奇数番地もあり。
んっ。 思えば「8086」も同じですな。