「4-quadrant」という名がかっこいい(かも)
「4-quadrant multiplier」。 日本語で「4象限乗算回路」。
この「4-quadrant」という呼び名がかっこいい。
今回の試作で使ったのはAD835。
こんな内部回路です。
X入力電圧にY入力電圧を乗じた電圧が出力に
出るというICです。
もちろん直流だけじゃなく交流もOK。
XもYも、プラスとマイナス、どっちもOK。
X=Yにすれば二乗回路。
普通のOP-AMP回路では、X+Y(加算)やX-Y(減算)、
微分、積分はできますが乗算に除算は専用ICの出番です。
安価のだとAD633。
でもこれの最低動作電圧が±8V。
試作では±5Vで動かしたかったのでAD835を使いました。
ちょいと高価なICです。
用途は同期検波。
周波数が低いと、この例のようにアナログスイッチが
使えます。
※電池の内部抵抗測定ツール
しかし、周波数が高くなるとマルチプライヤの出番です。
昔はICL8013というのが定番だったんですが、無くなって
しまいました。
|
2016年6月22日 10時30分
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
・電子回路工作 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/4470/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません