ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
★ZAQのBlogari停止のため、あれこれ「データ吸い出し」対策しています。 新規記事はとりあえず停止。 コメント書き込みはまだ有効です。 (JH3DBO 下間憲行)
2006年07月03日(月)
「クラシック・ヴァルヴ」
「真空管70年の歴史」では、内容に物足りなさを感じました。
で、「JA3ATJ」さんに紹介していただいたのがこの本。
誠文堂新光社発行の「クラシック・ヴァルヴ」。著者は「大塚久」さん。



サブタイトルは「幻の真空管800種の軌跡」。

16ページだけですがカラー写真が美しい!
ヒーターが灯されています。
それと感激したのが「マジック・アイ」が点灯した様子。
グリッド電圧により光り具合が変化する様子がカラー写真になっています。
扇形ひとつが開いたり閉じたりする6E5は有名ですが、このほか様々な種類のマジックアイが。この様子は必見ですね。

真空管テレビ用のダンパー管や高圧整流管は、捨てられていたテレビから抜き取って眺めた後、「投げて割った」思い出があります。
高圧整流管、構造があまり面白くなかったのですが、ひさしぶりに見ると(写真ですが)、「高圧だぞ!」という形の電極、思えばなかなか未来的です。

我々の世代が見慣れたMT管の紹介はさすがに少ないです。
「真空管70年の歴史」と合わせて鑑賞されると良いでしょうね。

1994年の発行で3900円。
いつもどうり、大阪市立図書館にリクエストしたものです。

2006年7月3日 08時50分 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
| ・本 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/450/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
紹介してくださりありがとうございます。
発行された直後,労組の売店に注文して1割引で買いました。職場で,つられて何人か注文していましたよ。
ときどき開いて眺めています(読まなぁ と叱られそう)。
向こうを張って,CRT の・・と考えても,800種ものコレクションとなると,広い屋敷とどこやらの総裁くらいの資金潤沢でないと実現不能。それに,CRT では写真になりませんは。いくら写真を映し出す方が得意な製品であっても。
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
captcha


※画像に表示されている文字を入力してください(半角・大文字/小文字の区別なし)。
文字が読みづらい場合はこちらをクリックしてください。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク