防災無線の無線機バッテリーが寿命
「地域防災リーダ」の情報班として預かっている防災無線の無線機、このバッテリーが死んでしまったようです。
電源スイッチを兼ねる音量ツマミとスケルチ、それにチャンネル切り替えが付いた本体に、特定局呼び出し機能の付いた外付けマイク・スピーカが付属しています。
この無線機は電源は6セル7.2Vの充電式電池(NiCd)。
専用充電器が付属しており、定期的に(使用説明では毎月一回)充電することになっています。
外部電源端子はありません。
昨年も「バッテリがおかしい」と、交換を依頼したのです。
写真はその時のモノです。
先週の通信訓練でも、直前に充電したつもりが、プレストーク・ボタンを押して送信すると、電圧低下警報が出ます。
充電端子にテスターを当てて電池電圧を見ますと、送信と同時に1セル分の電圧がスーと下がって6V台に落ちます。
交換したバッテリも、きっと新品じゃないのでしょう。
無線機と同じ頃に作られた予備品だったのじゃないでしょうか?
新品電池に交換してほしいと区役所の担当部署に言っても、どうも新品の電池が入手できないようなのです。
ストックしてある古い電池しかないのでしょう。
無線機の銘板を見ますと↓
製造年は1996年。 10年選手です。
「松下通信工業」製ですが、もう松下通信工業という社名は無いのですね。
専用の充電池でなく、単3電池が使える電池ボックスなんかがオプションで出ていないかと思い、ネットを検索してもこの型式の無線機の資料は発見できませんでした。
とりあえず、充電機に無線機を乗せ、充電状態にしながらなら電波を出せるようです。
充電しながらですのでAC100Vは必須。停電ではペケ。
今のままでは非常時に役に立ちません。
そこで、ダメになった組電池をバラして、外部電源端子でも作ろうかと考えています。
※今朝のように「警報」が出たときは、
いちおうワッチしておこうと思うのですが、電源が死んでいるとできません。
各連合に配られた(生野区には19連合ある)この無線機、かんじんな時に役に立たないわけでして、困ってしまいます。
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2006年7月19日 06時54分
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横浜に本拠地を置き,業務用の通信機や拡声器という,松下電器の業種と少し異なるから,昭和30年代に設立された会社です。
オランダと提携したためにつくった 松下電子工業 に次ぐ 別名の独立組織でしたが,社員の待遇・労組などは,松下電器とまったく同じになっていました。
初期には,通工 と呼んでいましたが,SONY の前身の会社名に紛らわしくなり,松下通信 と呼ぶことにしたのですが,一度つけた呼び名はなかなか変わらないものだという覚えがあります。
仕事では,オシロスコープ用 CRT,放送局用モニタの CRT など納めていましたが,私の兄が(事務系)ここにいましたので,よく行き来しました。