半右衛門橋
今日の毎日新聞朝刊、地域ニュースのところに「生野区・半右衛門橋」の
記事が載っていました。
(クリックでちょっと拡大↑)
記事の地図を見てもらうほうが早いでしょう。
平野川、生野区の小路と天王寺区・細工谷を東西に結ぶ道にかかっているのが
「猪飼野新橋」。
その南側、コリアタウン・御幸通りの橋が「御幸橋」。
昔々、その中間に橋があったのです。
その名は「半右衛門橋」。
わが家、ガレージのすぐ西。
記事で触れられていますが、そばに「映画館(御幸館)」がありました。
御幸森(川向こう)の人をその映画館へ呼び込むために作ったのが、この
私製の橋だったのです。
それで「人の名」が付いているのです。
橋ができたのは大正時代の話。
もちろん私は知りません。
父親や祖父から話は聞いておりました。
この映画館の建物は長いこと残っていまして、私がチビの頃はアパート。
その後「中央ネオン」という会社になっておりました。
この橋の痕跡が昔の記事『写真集「猪飼野・追憶の1960年代」に』で紹介した
写真に写っているのです。
昔の写真を引っ張り出すと…
右側に立っている子の下になにやら段が見えているでしょう。
これが半右衛門橋の橋台跡。
私らがチビの頃(昭和30年代)は、平野川の水面下に朽ち果てた木の橋脚跡が
見えていましたよ。
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2007年8月24日 15時46分
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