自動ホワイトバランスの原理
何か、過去に書かれた参考記事はないかと探していましたら見つかりました。
トランジスタ技術2005年2月号。
特集:CMOS/CCDセンサの基礎と応用製作
自力でデジタルカメラを作ってしまおうという製作記事が載っていた号です。
この特集の「第7章 高精度なオート・フォーカスやホワイト・バランスなどを実現するために
カメラの自動調整のしくみと画像評価方法 漆谷正義 」という記事の中に
自動ホワイトバランスの原理が書かれていました。
188ページの図10です。
G(緑)を基準に、R(赤)とB(青)のゲインをフィードバック制御します。
ビデオカメラやデジタルカメラのモニタ時など、常時データを読み出している状態で
はこんな動作をしているのでしょう。
デジタルスチルカメラでは、
『「SQRT((R-G)^2 + (B-G)^2)」を計算し、白からのズレ(WB誤差)とします。』
と記されています。(189ページ)
G(緑)センサーの出力レベルを基準に赤と青の差を求めています。
差を二乗していますので、常に正の値が得られます。
この数値を元にRとBを補正処理するのでしょうね。
※Help!
jpeg画像の色配分(画面全体の平均値)、RGBレベルを表示してくれるような
ツールはありませんかね?
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2007年9月15日 00時04分
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Paint Shop Proですと,ヒストグラムとRGB各色の平均値が表示されます。
ただし,小生のは,古いVer.6ですので,最新版ではどうかはわかりません。
ヒストグラムだけであれば,JPEG Viewer (freeware)などでも表示可能です。
その他,もしご参考になれば。
http://q.hatena.ne.jp/1161215725
GX100のAWB不具合の検証に使おうとしていたのです。
今はリコーからの返答待ち。
最初に気づいたのは8月11日。
もう一ヶ月以上経過しました。