「天才科学者たちの奇跡」
先日読んだ「天才の栄光と挫折」以来「科学者もの」のノンフィクションにはまっています。
で、図書館から借りてきたのがこれ。
「天才科学者たちの奇跡」副題:それは小さな「気づき」から始まった
残念ながら文庫サイズの本ですので、写真や絵図は皆無です。
前回の本が科学者の生い立ちや人間関係を中心に解説していましたが、
今回の本は科学者の業績が中心です。
合計13人が名を連ねています。そのお名前と章の副題を紹介しておきます。
・アルキメデス われ発見せり
・ガリレオ 揺れるシャンデリア
・パスカル 考える葦
・ニュートン リンゴの木の下で
・ガルバーニ カエルの脚
・キャベンディッシュ 小さな泡
・ファラデー 見習い職人から教授に
・ハーシェル 新たな惑星の発見
・アボガドロ 早すぎた仮設
・メンデレーエフ 不思議な周期律
・メンデル 修道院の庭で
・マクスウェル 2番目の悪魔
・アインシュタイン 未来に向けて
理科好きの人なら、これら全員の名前をご存じでしょう。
本の中身で特徴的だったのが「キャベンディッシュ」さんのお話です。
よほど変人だったのでしょうね。自分の発見を自分だけのノートに
記しているだけで亡くなってしまい、素晴らしい業績が見出されたのは
ずっと後になってからということなのです。
メンデルさんにしても、遺伝の法則の研究が認められたのは死後のこと
ですので、今の時代とはずいぶん異なります。
この当時、科学・化学黎明期の逸話は、何度聞いても(読んでも)面白
いものです。
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2005年6月17日 21時25分
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