三洋2700 HR-3UGその後
※=前記事=
三洋の2700(HR-3UG)、36回目の放電です。
充電してから2週間放置しての放電となります。
さて…
電池番号4、Bat4はグラフに出ませんでした。
放電時間が記録される前に1.0Vを切ってしまっています。
自己放電+内部抵抗の増大が原因です。
前回の放置実験、1週間放置のグラフがこれ↓でした。
※充電直後の放電
36回目の放電の後、いったん充電して放電した37回目の結果がこれ。
Bat4(灰線)、ほんとに死んでいますね。
放電維持時間はそれなりにあるので、充電器としては正常に充電を終えたと
思っているのでしょう。
異常を検出して充電を途中で終えていたらもっと放電維持時間が短くなっている
はずです。
まともに見えるBat1(赤線)も1.2Vを切っているので、もうこの電池群は使えません。
※38回目の放電
Bat4、36回目の放電でいきなり1.0Vを切ってしまったので、負荷が加わらず十分に放電されなかったのでしょうね。
その次の充電処理で「満タンなのか?」と誤認識された可能性があります。
それが37回目ではちゃんと放電されたのです。
今、38回目の放電を行っている途中。
Bat4、前より上昇した電圧が出ています。
結果グラフは今晩に。
けど…これではカメラで使えないよう。(悲)
この電池、カメラで使わず充放電実験ばかりしている自分が哀れです。
※38回目の結果
※39回目の放電。(2007-12-22)
充電後2日経て放電してみました。
充電してからたった2日間置くだけで、こんな特性になってしまいました。
エネルギーが漏れているというより、電圧を維持するパワーがなくなっています。
内部抵抗の増大ということでもなさそうです。
定抵抗放電ですので、放電時の内部抵抗(直流的な)が大きくなると、
測定電圧が下がるだけでなく、内部抵抗が直列に入ることで放電電流が減るこ
とになり、放電維持時間が延長されます。
その傾向は見られないので、やはり電圧維持パワーの低下ということでしょう。
いったいなんなんだ、この電池は!
これをごらんの皆さん、体験をお聞かせください。
※2007-12-27
代品でやってきた三洋2700、40回目の放電。
充電後、5日放置してからの放電です。
なんなんでしょうね。
この劣化具合は。
1年前、代品でやってきたときは期待していたのですがねぇ。
※=ぼやき=へ続く
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2007年12月17日 22時28分
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こんにちは。
サンヨー2700は現行の生産・販売なのか?
もしそうだとしたら、eneloopとは別物なのか?
同じものなのか?
充電回数1,000回は詠っているのか?
謎の多い製品だ。
そういう意味ではデジカメ等でも放電が深くならないようにちょくちょく充電して、メモリ効果が感じられたらリフレッシュ、という当たり前の使い方になるのでしょう。
長期保存にはニッケルマンガンやリチウム等の一次電池やエネループを使い分けて、短期で消費するならアルカリやオキシライドでしょうか。