リコーCaplio GX100用リングライト #4
※=前記事=
製作したリングライトの回路図です。
(クリックで拡大↓)
MC34063Aという、昔々からあるDC-DCコンバータICを使っています。
あちこちから白色LED点灯用専用ICが出ていますが、入手がねぇ。
それにパッケ−ジも問題です。
白色LEDを4本直列で約12V。
それを4並列。計16本のLEDとなっています。
もう1〜2列増やしても駆動できるでしょう。
LED列1に入れた抵抗R1の両端が、DC-DCコンバータICの比較電圧1.25Vと
なるように制御されます。
R1に100Ωを使っていますので、この列に12.5mAの電流が流れます。
定電流制御されるので、電池電圧が変わっても明るさは変わりません。
LED列2〜4は、同じ品種のLEDが使われているとしたら、LED列1と同じ
電流が流れ、同じ明るさになるはずです。
4列で合計50mA、0.6W。
もっと電流を増やしたいのなら、この抵抗(R1〜R4同じ値で)を小さくします。
62Ωの抵抗にすると20mAになる計算。
単3電池3本を電源としています。
「S-80830」はセイコーインスツルの電圧検出IC。
電池電圧が3V以下に低下したら、警報LEDが点灯します。
とはいって、3V以下になってもDC-DCコンICはまだ元気で2.0Vくらいまで頑張っ
てくれます。
電圧が低下し、2.5V以下になってくると、それに伴い比較電圧も下がってきて、
定電流制御している電流値が小さくなります。
それで暗くなってくるのです。
出力に入れてあるツェナーダイオードは、LED列1が断線したときの回路保護用です。
これがないと高電圧が出てしまいます。
LED接続全体(3本の線)を抜いたときは、比較電圧入力がオープンになり制御が
止まります。
自作した今回の回路、2月4日の最初の記事に書きましたが、トラ技に載せてもらった解説記事
の実地応用版ということでいかがでしょうか。
※=続き=
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2008年2月8日 17時53分
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