充電式エボルタとサイクルエナジー#6
※前記事 充電式エボルタとサイクルエナジー#4 150回目までの放電結果
※前記事 充電式エボルタとサイクルエナジー#5 1ヵ月、2ヵ月放置
150回目の放電に続き、200回目の放電結果を報告します。
すでに書きましたが「充電後、しばらく置いていたら放電維持電圧が下がるのではないか」
という疑問が生じています。
充放電回数200回目という区切りでそれを検証してみました。
使った充電器は「松下」の「BQ-390」。
これで充電式エボルタとサイクルエナジーを(計4本)を充電します。
通常の充電テストは、松下BQ-390と三洋MC-NR58それぞれに2本の電池を
セットしていましたので急速短時間充電モードを使っています。
今回のテストは充電器に4本セットしての充電です。
充電時間は約4時間。
下のグラフ、
Bat1・2(赤・緑)が松下の充電式エボルタ。
Bat3・4(青・灰)がソニーのサイクルエナジーです。
ただし、実験を行っているガレージの室温も下がっています。
7〜12℃くらいでしょうか。
●200回目の放電 (2009-01-18)
充電完了直後に放電
●201回目の放電 (2009-01-19)
充電完了後、1日放置後に放電
●202回目の放電 (2009-01-21)
充電完了後、2日放置後に放電
充電式エボルタ、サイクルエナジー両電池とも充電後に時間をおくと
放電維持電圧が低くなってしまいます。
当初よりBat1の状態が悪いデータが出ていましたが、やはり今回も同じような
傾向が出ています。
2日置いた場合、4本とも1.2Vを切っている区間が長くなってしまいました。
充放電回数による「劣化」なのでしょうか。
●203回目の放電 (2009-01-25)
充電後3日放置後の放電です。
ただ、非公開書き込みで次のようなリクエストがありましたので
試してみました。
・放電器への電池装着の場所(順序)を変えてほしい。
電池の場所によって(温度上昇などで)放電の具合が異なるので
はないか?
・電圧が下がっているのは周囲温度のせいじゃないか?
ということで、今回の放電では電池の順序はこのようにいつもと
逆順になっています。 (使った充電器は4本ともBQ-390)
Bat1(赤)サイクルエナジー (NC-MR58で充電を続けていた)
Bat2(緑)サイクルエナジー (BQ-390で充電を続けていた)
Bat3(青)充電式エボルタ (NC-MR58で充電を続けていた)
Bat4(灰)充電式エボルタ (BQ-390で充電を続けていた)
今回の放電前、ガレージでは新年会が行われていて、ストーブやら煮炊きものの
せいで比較的室温は高め。(それでも寒い 寒暖計では16℃くらいだった)
そして、放電を始める前、電池をズボンのポケットに約1時間ほど入れ体温で
暖めておきました。
その結果です。
Bat4の電圧(いつものBat1:充電式エボルタ)、やはり低めになりました。
でも、全体に電圧が上がっています。
そのかわり、電圧が上がって電流が増えたせいか(定抵抗放電なので)放電
時間が少しだけ短くなっている様子が見えています。
充放電実験を続けているこの4本の電池、もうしばらく充放電を繰り返してみます。
今回のこれらとは別に、放置実験をしています。
3ヵ月放置後のデータは2月6日に得る予定です。
でもこの放置実験に使っている電池群の充放電回数は10回ほど。
充放電を繰り返した今回の電池とは異なります。
※<気の迷い>さんとこのデータも参考に。
※2009-02-04
213回目の放電。Bat1のエボルタが充電されていなかった。
単なる装着不良だったのか、それとも充電器BQ-390が充電を拒否したのか?
…次回、ちゃんと充放電が終わりました。
電池の劣化による充電不良ではありませんでした。
しかし、充電式エボルタの調子、よくありません。
※充電式エボルタとサイクルエナジー#7 短絡事故発生!
※充電式エボルタとサイクルエナジー#5 3ヵ月放置の結果(2009-02-11)
●充電式エボルタとサイクルエナジー まとめ
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2009年1月25日 11時28分
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