ニックネーム: 居酒屋ガレージ店主
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2008年12月05日(金)
充電式エボルタとサイクルエナジー#4
※新データを追記したときにトップ記事として更新します。

=前記事=

パナソニックの充電式エボルタとソニーのサイクルエナジー。
その繰り返し使用の実験です。
目標1000回までいつまでかかるかなぁ。

充電器はBQ-390とNC-MR58。
エボルタをBQ-390でサイクルエナジーをMR58で充電しています。
それぞれ2本充電なので「倍速」モードの充電になります。

とりあえず途中経過。
グラフ、
Bat1・2(赤・緑)が松下の充電式エボルタ。
Bat3・4(青・灰)がソニーのサイクルエナジーです。

●10回目の放電 2008-10-09


●15回目の放電 2008-10-12

まだ大きな変化は見られません。
前記事のグラフと比べると、エボルタの放電初期電圧、ちょっとだけ上
がっているような感じ。
倍速充電が関係しているのか?

16回目の充電以降、エボルタをBQ-390、サイクルエナジーをMR58で充電という
のをやめて、Bat1(エボルタ)とBat3(サイクルエナジー)をBQ-390で、
Bat2とBat4をMR58で充電というふうにしています。


●26回目の放電 2008-10-18

とりあえずの途中経過ということで。
先日来、Bat4(灰色)のサイクルエナジー(電池に記入した番号2)の放電時間が
Bat3に比べて短くなっています。
  (というよりBat3(青色)が延びていると考えるべきか)
充電器の差なのか電池の個体差なのか。
次回は充電器を入れ替え、電池番号1の2本をMR58で、番号2をBQ-390を使って
充電してみます。


●27回目の放電 2008-10-18
エボルタBat1(赤)とサイクルエナジーBat3(青)をMR58で充電。
エボルタBat2(緑)とサイクルエナジーBat4(灰)をBQ-390で充電した結果がこれ。


26回目で放電時間が少し短くなっていたBat4(灰)がBat3(青)を抜いてしまいました。
それに今回はBat1とBat2にも差が出ています。
充電器による充電具合の差かしら?。
今日の日中は気温が上がったのでその影響が出たのでしょうか。
28回目以降は、Bat1(エボルタ)とBat3(サイクルエナジー)をBQ-390で、
Bat2とBat4をMR58で充電というふうに戻しています。

●40回目の放電 2008-10-26

Bat1・2(赤・緑)が松下の充電式エボルタ。
Bat3・4(青・灰)がソニーのサイクルエナジーですが、充電条件を同じに
するため、今回だけ4本ともBQ-390を使って充電しています。
サイクルエナジー2本の個体差が気になりますね。

以降、再びBat1(エボルタ)とBat3(サイクルエナジー)をBQ-390で、
Bat2とBat4をMR58で充電というふうに戻します。
先日から繰り返している充電はこの方法を使っているわけですが、充電完了後
の電池温度、BQ-390のほうが上がっているように思います。
放射温度計を持って帰ってきて計ってみますね。
  ・結果 室温19℃
   BQ-390 :電池40℃ 充電器本体外装最高温度42℃
   NC-MR58:電池32℃  〃  35℃
        注:MR58ですが充電中のピーク温度はもっと上でした。
         記録はできないので最大何度かは不明です。

※途中経過
・2008-10-28 45回目 Bat2だけ電圧が少し低い状態を記録。
           電池電極を清掃したら以降は正常に復帰。
・2008-11-01 53回目 大きな変化なし。 
・2008-11-05 60回目 
・2008-11-06 1ヵ月放置後の放電特性(繰り返し実験しているのとは別の電池)
・2008-11-15 80回目
・2008-11-20 90回目

●100回目の放電 2008-11-24

Bat1・2(赤・緑)が松下の充電式エボルタ。
Bat3・4(青・灰)がソニーのサイクルエナジー。
充電条件を同じにするため、4本ともBQ-390を使って充電しています。(今回の放電直前の充電だけ)
4本とも似たようなグラフになっています。
以前のグラフと比べると放電初期の電圧が少し低くなっています。
気温も下がっていますし、その影響があるのかもしれません。
101回目は充電器をNC-MR58にして充電してみます。

●101回目の放電 2008-11-25

4本ともNC-MR58で充電。
推定ですが、充電が終わったのが夜中0時頃のはず。
放電は朝6時頃から開始。
電池1の電圧が少し低くなっていますね。

●117回目の放電 2008-12-04

Bat1のエボルタ、これまでも電圧が低い状態が生じていましたが、昨晩の放電でこんな
グラフが出ました。
100回の放電を過ぎてからBat1だけ電圧が少し低いのが目立っていました。
何か突発的な異常(端子の汚れなど)だと良いのですが、劣化し始めるにはまだ早すぎます。
放電時間はいつもどうりで放電維持電圧が低くなるって、劣化の兆しですからねぇ。
充電器・放電器の端子と電池電極は適時清掃して実験しているのですが、これは気になります。
常態に戻ってくれれば良いのですが…。

●119回目の放電 2008-12-06

118回目もBat1だけ低い電圧を示したので、いよいよ劣化が始まったかと思ったのですが、
電池電極(プラスのポッチと底のマイナス)を厳重に布でゴシゴシ(アルコールを使って)
して充電、充電完了後ふたたびゴシゴシして放電したら、このように元に戻りました。
まだ大丈夫なようです。 お騒がせしました。

実験を始めた当初からエボルタにこんな傾向があります。
ですので、放電器に電池をセットする場所をたまに変えたりして様子を見ています。
そんな場合も電圧が低くなるのは決まってエボルタなのです。
これだけにこんな現象が出るって、エボルタの電極金属に何か抵抗を持つ被膜の
ようなものができやすい状態になっているのかもしれません。


※途中経過(続き)
・2008-12-06 2ヵ月放置後の放電特性(電池番号4の2本)


●150回目の放電 2008-12-21


Bat1のエボルタだけ放電を始めてからしばらくの間、他の3本に比べて電圧が
約0.02V低くなっています。
電池電極・放電器端子間の接触抵抗を疑っていたのですが、電圧降下を
テスターで計っても2〜3mV。
±電極両方合わせても測定値の下位桁である0.01Vには達しません。

昔々、とある機器で電池電極のメッキ異常、母材との剥がれを経験したこと
があります。
メッキがちゃんとくっついていないために、母材に電流が流れず導体抵抗
が大きくなってしまったという症状です。
電池の中で何かおきているのでしょうか?


※途中経過
Bat1の不調、充電完了後に放電を始めるまでの時間に影響を受けているようです。
つまり、自己放電が大きくなっている。
今回の実験では毎日1〜2回の充放電をしています。
状況により充電完了後直ちに放電を始めることもあれば、半日経ってから
放電をはじめる場合も出てきます。
どうやら、このタイミングに依存しているようです。
200回目の放電結果を出すときに実験してみます。


※続き 充電式エボルタとサイクルエナジー#6 200回目の放電

充電式エボルタとサイクルエナジー まとめ


2008年12月5日 08時00分 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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昨日、ヨドバシカメラでエネループを見たら、自転車用LEDライトとのセット商品(\4990)やライト+充電器(\5980)のセット商品が有りました。
エネループ用ということは放電終了保護付きでしょうね。
パナの新充電器BQ-391も単体で\3480なのに、単3エボルタが4本付いても\3980だったり、お得なセットも。
2008年12月05日(金) 13:43 by 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO)
BQ-391+単3充電式エボルタ4本で「3980円」ですか。
こりゃお得ですな。
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