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2010年01月29日(金)
パルス発生器
ちょっと工作。

パルスの周期をデジタルスイッチで設定できるパルス発生器を作ってみました。



オープンドレイン出力とC-MOS出力の二系統。
パルス周期は3桁で設定。
基準クロックを1uS、10uS、100uS、1mS、10mSから選べるようにしています。
ですんで、1uS〜999uS、10uS〜9.99mS、…最長9.99秒周期のパルスが出てきます。
  (設定000で1000となるようにしてますんで、実際は1〜1000が範囲)

そして、これを作ったきっかけだったのが、デューティ50%の方形波だけ
じゃなく、「細いパルス」が欲しい!という要求仕様。
右端の1桁でデューティ比を変えられるようにしてあります。
設定0で1:1、1で1:3、2で1:7、3で1:15、…9で1:1023と最小パルス。
制御マイコンはATtiny2313。
電池2本で動作。
内部電源はDCコンICで3.3Vを作っています。
マイコン内蔵のアナログコンパレータと基準電圧を使って、電池が消耗すると
電源表示LEDが点滅表示、っとちょっとこったりしております。

内部の様子




使った小型デジタルスイッチ、オムロン製なのですが何年か前に廃番になっています。
同形状の代品がないんです。コレには困った。

今回の製作はこの手持ち部品の活用です。
5桁を順次スキャンするので本当は「ダイオード装着端子」形式のを使いたかった
のですよ。
でも手持ちが無かったので、スイッチ一個ごと別配線で基板に乗り込ませています。
ダイオードは基板側。


シールを貼って完成



※回路図  (クリックで拡大↓)



※デジタルスイッチに関するメモ
・オムロン廃止品 A7MA-2□□ H=18mmワンタッチ取り付けタイプ
  206:10進binコード 207:10進ダイオード取り付け中継端子形

・IDEC代品
 DECN-031:10進サムホイール DECN-031D:ダイオード取り付け 
 本体外観Hは同じだが、サイドプレート幅が異なる。
 パネル穴、IDECのほうが小さいのでオムロンの直替代品にはならない

「2005年12月26日 オムロンのデジタルスイッチが」で話題にしてました。


※作ったいろんなパルス発生器
2相パルス発生器
この検証や、<これ>とか<これ>で使った4046を使った方形波発振回路


※発掘したパルス発生回路
いろんな装置のテスト用として製作したもの。
はだかのまんま。
4046や555や4538それにカウンタICでタイミングを作っている。

周波数やディレーは半固定VRで調整。

常用するには「ケースへの組み込み」が不可欠。
可能なら電池運用が良。


※出力波形の様子
周期設定「16uS」でDUTYを1/2〜1/32まで変えたところ
(クリックで拡大↓)

基準クロックは時間設定の2倍の周波数。
「uS」なら2MHzを発生。
周期が「16」なので、デューティを1/32にした段階で最小クロック
パルス幅になっている。


製作資料記事:2011年02月17日




2010年1月29日 06時03分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| ・電子回路工作 |
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