トラ技2012年1月号のLEDランタン回路
トランジスタ技術2012年1月号に、ちょいと興味深い記事が載っていました。
![](../img/img_box/img20111215083253263.jpg)
・電池1個で連続10日点灯! LEDランタン (著者:小田展生)
普通の部品で作れる! 電池を逆接続しても壊れない
限界0.3Vまで吸い尽くす
![](../img/img_box/img20111215083257373.jpg)
![](../img/img_box/img20111215083301927.jpg)
記事の回路をこのヘッドランプに組み込んでみました。
(単3電池4本使用なのだが2パラを2直で使っている)
![](../img/img_box/img20111215083306212.jpg)
![](../img/img_box/img20111215083311220.jpg)
神戸の地震の後、大阪市に「地域防災リーダー」制度ができた直後に
購入した備品です。
1997年年末の日付が記してあります。
ということはもう14年。
※参
防災リーダー、現在はこのLEDヘッドランプを使っています。
「豆電球」のガラスを割ってしまい、そこにLEDをハンダして取り付けます。
![](../img/img_box/img20111215083320087.jpg)
電球のネジ部分がマイナスでカソード。
中心のポッチリがアノード。
カソードには細線をハンダして動かせるように。
発光面高さを、中心ポッチリへのアノードリードのハンダで調節し、
反射板の焦点に合わせられるようにしておきます。
![](../img/img_box/img20111215083325455.jpg)
反射板を当てて様子を見、LEDアノードのハンダ付けをやり直しして
焦点の最適点を探します。
このLED、『裸で点灯ショー』から取り外したものなんです。
照射角が狭くなく、横への光量も大きかったのでスペックの詳細は
不明ですが使ってみました。
組み立てはこんな具合。
単3電池1本でも2パラにしても使えます。
![](../img/img_box/img20111215083332227.jpg)
LEDヘッドランプのできあがり。
![](../img/img_box/img20111215083315330.jpg)
元の豆電球に比べると、ずいぶん明るくなりました。
消費電流は1.5Vで0.11A、1.0Vで0.1A。
※トラ技の記事どおりではありません
・Trの品番違い
・NPN TRのhFEの影響が大
・発振周波数と駆動電流が変化
・それに合わせて抵抗を調整
※参考
・chanさんの「ELM - LEDヘッドランプ」でも、この松下製ヘッドランプ
が改造のベースになっています。
※検索:『LED豆電球』
・LED豆電球:サイキット(株) …面白そう
・おおさかおもちゃ病院:不明なもの
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2011年12月15日 08時33分
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たまに投稿と重なり、著者に送られてくる本とで2冊になってしまうのです。
それにしても12月の記事がずさんだと思っていたところに正誤表の嵐。一石audio ampなど、妙な記事が増えました。格言集にしても、ごく一部の人にしか有用でないような。
本になってから「間違いを知らせて」って郵便が来ますんで…
「プロセッサ」でも、ひどいときはソースファイルの「H-tab」が抜けて、わけわかめの記事がありました。