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2012年03月01日(木)
百均 単4電池3本・3LEDランプを改造
ずいぶん前、百均屋さんで買ったLEDランプを改造して定電流化してみました。

バラすとこんなの。


単4電池3本が電池ホルダーに入って装着。
お尻部分にスイッチがあってオン・オフ。
LEDは3パラ。
LED基板に電流制限抵抗(6.8Ω)が付いています。

LED基板のパターン側。
この反対側にLEDが3つ並んでます。


スプリングがプラス極。
その手前の白いのが抵抗。
どういうわけか裏返して付けてありました。
なぜ?

円周部分のパターンがマイナス極で、周囲に3つある爪のようなもの
で外装アルミと接触します。

こんな回路です。


外部電源で4.5Vを供給すると150mA流れました。
LED一つあたり50mA。
でも単純並列なんで、どれだけばらついて流れているかは
不明です。
電圧が落ちるとともに、電流も減って暗くなってしまいます。

で、改造は「百均LEDランプを定電流化」と同じ手法。
「TPS61070」を使います。
そして、電池は3本じゃなく2本使いにしてしまいます。

まず回路。


LED個別に電流制限抵抗を入れ、このうち抵抗R1両端が「0.5V」となるように
制御されます。
結果的に定電流。
LEDの特性がちょっとばかし異なっても、独立した電流制限抵抗のおかげで
大きな電流誤差はでないというしかけ。
LED3つでざっと100mA。
0.3Wちょいのランプ駆動電力となります。

ICの取り付けはベタ置きで空中配線。
基板に耐熱絶縁テープを貼り付けてから、コイルとともに接着。



もうちょい拡大↓


クズ線(抵抗の足ね)を使ってハンダ付け。

アルミの円筒に戻したところ。


電池ホルダーは2本だけにしますので、使わない1本は電線でストラップ。



入力電圧と消費電流の変化はこんな感じになりました。

入力電圧 電源電流
 3.2V  0.12A
 3.0V  0.13A
 2.8V  0.14A
 2.6V  0.15A
 2.4V  0.16A
 2.2V  0.19A
 2.0V  0.21A
 1.8V  0.24A
 1.6V  0.28A
 1.4V  0.36A
 1.2V  0.48A

電圧が徐々に0.9Vまで下がるとオフ、
そして、1.1V以上じゃないとオンしません。
1.0V近くまで電圧が下がっても、明るさの変動は無し。
まっ、こんなもんでしょう。


ランプ、懐中電灯まとめ



2012年3月1日 08時00分 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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