百均 単4電池3本・3LEDランプを改造
ずいぶん前、百均屋さんで買ったLEDランプを改造して定電流化してみました。
バラすとこんなの。
![](../img/img_box/img20120229174357559.jpg)
単4電池3本が電池ホルダーに入って装着。
お尻部分にスイッチがあってオン・オフ。
LEDは3パラ。
LED基板に電流制限抵抗(6.8Ω)が付いています。
LED基板のパターン側。
この反対側にLEDが3つ並んでます。
![](../img/img_box/img20120229174401872.jpg)
スプリングがプラス極。
その手前の白いのが抵抗。
どういうわけか裏返して付けてありました。
なぜ?
円周部分のパターンがマイナス極で、周囲に3つある爪のようなもの
で外装アルミと接触します。
こんな回路です。
![](../img/img_box/img20120229174432578.png)
外部電源で4.5Vを供給すると150mA流れました。
LED一つあたり50mA。
でも単純並列なんで、どれだけばらついて流れているかは
不明です。
電圧が落ちるとともに、電流も減って暗くなってしまいます。
で、改造は「百均LEDランプを定電流化」と同じ手法。
「TPS61070」を使います。
そして、電池は3本じゃなく2本使いにしてしまいます。
まず回路。
![](../img/img_box/img20120229174438554.png)
LED個別に電流制限抵抗を入れ、このうち抵抗R1両端が「0.5V」となるように
制御されます。
結果的に定電流。
LEDの特性がちょっとばかし異なっても、独立した電流制限抵抗のおかげで
大きな電流誤差はでないというしかけ。
LED3つでざっと100mA。
0.3Wちょいのランプ駆動電力となります。
ICの取り付けはベタ置きで空中配線。
基板に耐熱絶縁テープを貼り付けてから、コイルとともに接着。
![](../img/img_box/img20120229174406684.jpg)
もうちょい拡大↓
![](../img/img_box/img20120229174411188.jpg)
クズ線(抵抗の足ね)を使ってハンダ付け。
アルミの円筒に戻したところ。
![](../img/img_box/img20120229174417377.jpg)
電池ホルダーは2本だけにしますので、使わない1本は電線でストラップ。
![](../img/img_box/img20120229174422518.jpg)
入力電圧と消費電流の変化はこんな感じになりました。
入力電圧 電源電流
3.2V 0.12A
3.0V 0.13A
2.8V 0.14A
2.6V 0.15A
2.4V 0.16A
2.2V 0.19A
2.0V 0.21A
1.8V 0.24A
1.6V 0.28A
1.4V 0.36A
1.2V 0.48A
電圧が徐々に0.9Vまで下がるとオフ、
そして、1.1V以上じゃないとオンしません。
1.0V近くまで電圧が下がっても、明るさの変動は無し。
まっ、こんなもんでしょう。
★ランプ、懐中電灯まとめ
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2012年3月1日 08時00分
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