NPO法人大阪城甲冑隊の事業報告(2011年度)
▲▲▲ 下間家、大阪城甲冑隊をヤンペしました:2010年12月19日 ▲▲▲
↑
この続き! しつこく粘着(笑)
NPO法人ですんで、毎年、事業報告を提出しなくちゃなりません。
そしてやっとこさ2011年度の書類が府で公開されました。
・大阪発!NPO総合情報ポータルサイト
その中の、≪貸借対照表・活動計算書(収支計算書)・財産目録[2011年度]≫。
前年度に続き、またまたすかたんな数字が出ています。
なぜ計算(基本、加減算だけ)ができないの?
誰も数字を見てないの?
これで「総会」を通したの?
なぜ府はこれを受理したの?
総会の日付けを見ると7月16日。 …これじゃぁ年度末3ヵ月以内の提出は無理!
疑問点がいっぱい(笑)
以下、おかしいところをかいつまんで。
★クリックで拡大します↓
何が面白いって、「貸借対照表」と「財産目録」で「現金残」の
値が違っています。
単位「円」と「千円」を間違えたのだろうなぁ。
そして「収支計算書」がむちゃ。
まず、前期繰越収支差額が記入されていないので、書類が完結しません。
さらに、支出の合計金額が上と下で異なっています。
こりゃ、どうにもなりません。
ところどころに見える「消した痕跡」、これ、「府」が消したのかな?
それとも提出書類そのものがこの状態だったんかな?
「府」の担当部署に問い合わせ中です。
↓
NPO法の精神にのっとり、
「NPO法人は市民の目で監視を」っと(はははは)
個人的に実施中であります。
われわれはもう関係ないんですが、忘れた頃に笑わしてくれますんで、
ほんといつまでも粘着できますわ。
※意見! (下間憲行として!)
NPO法人大阪城甲冑隊とお付き合いされている皆様、
特に、新聞や出版社、放送局、学校がらみ、イベントやお役所がらみで
公金を扱っておられる方々に。
あなたはこんな書類を大阪府に提出する団体と付き合っているんですよ。
この報告書を公開して大丈夫っと思っている神経が信じられません。
これを会計監査したのは誰?
NPO法人総会でこれを承認したのは誰と誰?
NPO法人制度を愚弄する行為ですぞ!
はっきり言おう。
もうNPO法人をやめてしまいなさい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ネットでもってNPO法人の運用についてあれこれ読んでいますと、
こんなページが見つかります。
・NPO法の適切な運用等に関する検討会報告 4章 - 内閣府NPOホームページ
で、
・2.「市民によるチェック」機能の積極的な活用
を読み進みますと、
・報告徴収等の対象となり得る要件が発覚した段階
にこんなことが記されています。
(法令違反等の疑いのある「相当な理由」とは)
1〜3は省いて、
4.虚偽の内容の報告が行われている疑いが相当にある場合
これに対する説明↓
このような法令違反等の疑いがある「相当な理由」が発覚
した場合、NPO法の立法趣旨・理念がNPO法人の説明責任と
市民によるチェック機能を期待している点に鑑み、原則と
して、まずは当該NPO法人に対して、その疑いに対する自主
的な説明を市民に対して行うよう、所轄庁が要請するとい
う手続を採ることが考えられる。
この文末「考えられる」ということについて、このあと、
あれこれ「行政手続法との関係」が述べられています。
この運用上の所轄庁の行為は、行政手続法上、行政指導に
あたると解される。
その結果、この行政指導は「適法」。
所轄庁による行政指導ができるという結論です。
もしするとしたら、問い合わせ内容はこんなところ↓
・府に提出された2011年度の事業報告や決算報告は
ほんとうに総会で承認されたものなのかどうか。
(記入内容があまりに杜撰である)
・総会においてこれを承認したという確たる証拠。
(一見しておかしいと気付く箇所があるにもかかわらず)
・会計監査した監事の責任所在。
(監査の役を果たしていない)
・提出期限を過ぎて開催された総会月日(7月16日)の是非。
・定款第49条に反して勝手に行った長期借入金についての経緯説明。
・収支決算書を初年度から作り直し。
長期借入金の借入と返済を「収入」「支出」に入れて再計算せよ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★数字を消したような痕跡が出た理由 (2012-10-15)
大阪府が書類をスキャンしたときの問題でした。
該当箇所が「赤色」でプリントされていたため、消えてしまったとの
ことです。
赤字(マイナス)なんで赤色でプリントしたんでしょうな。
RGB(CYMK)の色指定がスカだったのか、プリンタの赤インク(トナー)
との相性が良くなかったのか、モノクロでのスキャンではじかれて
しまったわけですな。
(二値化時のレベル判定で白になってしまった)
府の確認ミスということで、この件は解決。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
★訂正書類の再提出 (2012-10-23)
今回の大阪城甲冑隊がやったスカタン、大阪府から得た情報です。
(NPO法人の監視は市民が行うんですよ。 とうぜん公開)
●スカタン(計算ミス)の発覚
こんないきさつでした。
・私が計算ミスを府に指摘
(それまで誰も気づいてない 府も見ていない)
・府が大阪城甲冑隊に書類の不備を確認
・訂正書類が提出された
●書類の提出日
こんなだったとのこと。
・年度末3ヵ月以内に提出すべき最初のが9月4日
(間に合ってませんがな)
・訂正書類提出が10月12日
(おぉ、素早い反応です)
●総会での議決でもって訂正したのかどうか
府の考えとして…
「定款の定めにより、総会の議決が必要である」
「総会の議決を経て、提出があったものと認識している」
府の問い合わせから、訂正書類再提出までの間に、ホントに
総会が開かれたのかどうか… これ大問題です。
※この記事が10月8日で、この前後に府へ告げ口しています。
そして訂正書類の再提出が10月12日ということですから、
単純に4日しかありません。
この間に「総会」が開かれたのでしょうね。
きっと。
来年度提出の事業報告には、総会が2度開かれたことが明記
されることでしょう。
総会が開かれていないとしたら、「定款を無視」したわけでして、
これは例の長期借入金問題とともに、NPO法人の運営違反です。
■昨年度のスカタン、これの訂正は?
NPO法人大阪城甲冑隊の場合、2010年度の事業報告にもスカタンが
あって、再提出が行われました。
当然ですが、この訂正にも総会での議決が必要です。
ところが…
2011年度の事業報告(今年公開)を見ても、総会開催は2011年7月16日
の一回だけ。
この時に2010年度(H22年度)の事業報告(スカタン含む)などが
承認されたはず。
そして、スカタンを訂正した書類の公開が2011年11月16日あたりです。
運営上の理屈からすると、この間に総会を開いて訂正したということ
になります。
ところが、この総会についての記載が事業報告に載っていない。
総会を開いたら、事業報告に記しますよね。
これって、やっぱ総会は開いていないんじゃないの!
「誰か知らんけど、勝手に書類を作ったんとちゃうん」という疑惑です。
ここでも、運営違反が見えてきます。
|
2012年10月8日 09時18分
|
記事へ |
コメント(1) |
トラックバック(0) |
|
・大阪城甲冑隊 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/igarage/trackback/3113/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
大阪府へのパブリックコメントをまとめたもののようです。
・http://www.pref.osaka.jp/attach/5675/00068298/h2302_theme11.pdf
その中にこんな一文が… 誰が書いた!笑っちゃう。
・件名:大阪城甲冑隊
・内容:
ボランティアで大阪城のゴミ拾いをしていたが、
観光コンベンション協会から活動してはいけないと
言われた。
大阪城公園のトイレは汚く、大阪市にはきれいにする
ように署名も提出した。
ぜひ橋下知事から大阪市に伝えてほしい。
平成23年らしいので橋下知事時代のようです。
大阪観光コンベンション協会が逆恨みされてます(笑)