ひょっとしてこのカバーのせいで?#2
ひょっとしてこのカバーのせいで?での検証です。
ツールはプリンタシールド。
3つのグラフを示します。
(クリックで拡大↓)
チャートの「1」が電圧。0.1V/divで、中央が1.2Vです。
「2」が温度。 5℃/div。 中央が30℃。
グラフ上は放電の様子。
1Ωの抵抗でエネループプロを1.0Vまで放電。
ツールはこの放電器。
電池(エネループプロ)にLM35(温度センサIC)を貼り付けて
温度を測っています。
32℃くらいまで上昇。
中段のグラフは「カバー無し」での充電。
「BQ-CC21」を改造して一番左の電池電圧を測れるように
コネクタを設けています。
そこにエネループプロを装着。
その隣りにエネループ。
2時間ちょいで充電が終わり、その後はしばらく補充電がおこなわれています。
電池温度は35℃くらいがピーク。
下段は「カバー有り」での様子。
温度ピークは40℃。
温度変化に山が二つ見えているのは隣のエネループが
先に充電を終わったから。
カバーの有無で「5℃」ほどの差が生じました。
次は「電池4本の充電」でどうなるかを試してみます。
※追記 電池4本でカバー有り
こんな具合でした。 (クリックで拡大↓)
前の実験と室温の状態はちょいと違いますが、
カバー有りだとやはり40℃ほどに上昇。
電池はエネループプロ、エネループ、サイクルエナジ金、
充電式エボルタを左から順に並べました。
左端のプロに温度センサーを貼り付けフタを閉じて充電
開始。
4本なんで充電時間は4時間ちょい。
補充電はやはり2時間ほどでした。
※追記 電池4本でカバー無し
(クリックで拡大↓)
カバー無しでの充電です。
さて、注目点。
どうやら充電完了の検出をミスったようです。
20分ほど余分な充電が継続しています。
だもんで、温度上昇の山が出ています。
カバーをしなかったから、この現象が出たのでしょうか?
しかし、カバーをすることによる温度上昇もちょっとイヤだし。
そうそう。3時間経過付近に出た温度の低下(1.2Vと記したあたり)
これは換気扇を回したことによる室温の低下です。
溶剤を使って洗浄を行ったので換気したのです。
これが記録に出ました。
★プリンタシールドでチャートレコーダ:技術資料
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2014年2月19日 08時51分
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